ええ、毎日、ヨドバシ・アキバをぐるりと周って、会社に行き来してるんですから。
店に寄るのは、簡単。
迷うのは、あの広い広い広い各階のフロアで、です!
今日みたいに、下調べも何もしてなくて、でも買う!という意思だけあるときは、もう店員さんを捕まえて、フロア中を案内してもらうことになる。 今日、別エリアのオジサンからバトンタッチされた店員さんは熱血実習生(ちと、アツクルシイ)で、「はいっ、こちらですっ」と、大また早足でぐるぐると。 おばさんは仕事帰りで疲れてんので、もう、大雑把。 ぼーっと、人を避けながら小走りについていく。
「録音できるMDを」 来たるべき自作のリーディングに備えてなんですけれど。なんて、いちいち説明なんかするわけない。 が……。
「劇場でミュージカルを録音するんですか?」
……へ? わたし、そんな風にみえるのか? (ってか、録音のニーズって、そーいうもんなのか?)
「ええっと、稽古場で使うの」
「1日分の稽古を録るとなると、時間は」
でで……? わたし、一体どんな風にみえてんだ?
「いいの。1回分で」
買った。 ……次は、使い方だ。
劇場でミュージカルを録音、ね。 (当然、禁止事項です)
今のわたしには、あんまり必要ないな。
昼間、職場で「TDV」のウイーン版を小さく流してて。 (ウォークマンにPC用のスピーカーをつなぐ) 音も声も、わたしの中では勝手にしっかり、日本版がオーバーラップしている。 画像が目の裏に浮かび、にへら〜とこっそり笑っていたりする。
ガッツリと、刷り込まれてますって。