あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

少しずつ満足する

八ケ岳の家で使うために、新しいのこぎりを買った。伸びに伸びたかえでの枝を少しは掃うためである。

結論。弘法大師ではない者に、道具は大切。新しいのこぎりは、さくさくと生木を切り落としてくれた。長年の恨みが、少しだけ晴れた気分だ。

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切り口には、おくすりを塗る。風に飛ばされ、黒いコートがオレンジ色のしぶきで汚れた。こすっても落ちないな。ん。そのまま街で着続けているよ。

 

9月末の台風で倒れかけてたヤマボウシの1本と、伸びすぎてたジューンベリーの枝も掃う。切り落とした幹や枝は、切り刻んでから片付ける。のこぎりはウキウキととても役に立ってくれた。

 

↓↓ ちなみにコレです

大五郎 鞘付剪定鋸 生木用 270mm

大五郎 鞘付剪定鋸 生木用 270mm

 

 

 

 

スーパーで、いやに安い柿をみつけて、喜び勇んで買った。

食後に剥いていると、先に口にした父が吐き出す。渋柿だった。わたしもかじってみる。まず甘味がきて、そのあと消えようのない渋がきた。

まあ。この渋を抜けば、甘味だけが残るので。

くるくると剥いて、干せるように整える。

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ゴミ箱のビニール袋を拾い上げると、シールには渋柿でも干柿用でもなく、「干し柿」と書いてあった。はあ、そうですか。

ちなみにへたの部分は、紐を結べるようにT字型に残されている。確かにそこは干し柿用。

 

スーパーで、やっす~い☆と喜んでるわたしを、周囲の人たちは気づけ気づけと思っていたのかなと考え、軽く笑いがこみあげた。