2015/12/21
ボランティアの立場なのでスタッフ一同様とは別れての、この日は一人旅。
駅のホームでぼーっと待ってる時間が多かったな。ま、そういうのも旅。
目的地まで途中バスのルートもあるけれど、見知らぬ土地での旅はやっぱ電車でしょ。別に「鉄」分はないけど、風景がさ。バスは街中、電車は郊外ってのかな。
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が。
西鉄が数分遅れたら、甘木鉄道では30分待ち。そのあともずるずると、まあね、1時間で着く予定が2時間かかりました。
ひとりだからね、ランチの時間をけずればいいだけの話。前日の打ち上げで、ほろ酔いのおじさまからいただいたおせんべいがポケットの中にあったので、ホームでそれをかじって済ませましたよ。
↓↓ 甘木鉄道。パスモ使えず、ワンマンカ―のお釣りも出ず。えーと言ったら、いくら入れたの?と、運転手さんがポケットからお釣りをくれました。
乗り継いで、(途中、バスをつかったほうがよっぽどショートカットだったと気づくが、見ないふり!)
吉野ヶ里遺跡公園です。
そうなの。遺跡じゃなかった。遺跡公園(テーマパーク)だった。
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二箇所の展示室で、発掘物とか保存されてる遺跡とかは見れました。
あと、いろんな説明板をたくさん読んだな。
神楽殿を見てる最近なので、↓↓こーいう供物殿に反応してしまう。
(お相撲もそもそもは供物だものな、とかね)
↑↑ これは向こうに見える古墳(大勢のご先祖が葬られている)のための供物殿。
古墳の中が展示室です。甕棺。
↓↓一番エライ人の住居。手前は従者の住居。
発掘されたのは建物の跡で、その上に、日本や中国に現存する資料をもとに「想像した」建築物を再現してるわけでしょ?
だから、今の神社、とくに伊勢神宮系の、に通じるのは当然なのだけれどね。
↓↓ 前々日にみた、糸島櫻井大神宮はこちら
今回、ほうほうと思ったのはね。
弥生時代になると、規律と支配と格差がかなり発達してきてたのね、ってこと。
そして穀物蔵の高床式なデザインが、後世の神社の本殿に似ていることから、いろんな邪推が楽しいこと。(感謝と祈りと支配者のにおいを感じる)
あと、土器がつまらんつまらん! 縄文のあの熱狂と奔放な原始宗教はどこにいったんだ? やっぱ、縄文と弥生って人種が違うって考えたほうが自然かも?
そしてせっかくなので、ちょっとだけ九州新幹線にも乗りました! てへ。
(だからテツではないってば)
空港ではゆっくりと、早めの夕飯。
もしかしたらひとりで飛行機に乗ったの、初めてかもなあ。
帰りの便はスカイマーク。
行きの別会社の便のほぼ半額の料金で、すべてにおいて申し訳ないくらい行き届いてて、快適でしたとさ!