日曜日はジョーズカンパニーの夏公演の顔合わせ(お稽古初めのミーティング)でした。ミュージカルの脚本と作詞を書き下ろしたのです。
この日をもって脚本はわたしの手を離れます。子どもたちが自然ですてきに見えるよう、おけいこの中で言い換えなどは判断をまかせますとOKしているのですが、
まあ、わたしにとっては、キャストのコたちにテキストというバトンを直接わたせる最初で最後のチャンスなわけで、
昨日はずっと、あれを言えばよかった、なんでこれを言い忘れたんだ?と、じたばたやきもきしてました。あ~~~
それから、キャストにあわせて書き直したいセリフ、あるよ~~~
いい加減、ハラをくくれ、切り替えろ、自分。(-_-〃)
それからね。
ほかの人はどうなんだろう。顔合わせって、わたしには疎外感があります。
みんなはこれから期待いっぱいに笑顔で船出するのに、テキストを渡したわたしは静かに取り残されて見送るだけ。みたいな。これがいやで、作・演出する人が多いのかなあとか、都度思うのです。
演劇って、おけいこ場が一番楽しいって思うんだよね。
顔合わせに引き続き、本読みがありました。
で。自分でもチョットびっくりしたんですが、今回のわたしのテキストってリーディングとして成立しないんだな、と。
リクエストもあって「かっこト書き(所作の提案)」が多くて、
ミュージカルっぽく歌と台詞が交互にからみあってたりして、
でも本読みではそのあたりは全部飛ばして進めるので。
あとから、後ろのほうで聞いてらしたおかあさんたちに、すみません。これじゃ聞いてても何が起こっているのか、全然わかんなかったですよね。と謝ってしまいました。あ、でも、からだがつくとわかりますから!
キャストの12人×2セットの女子たちは、みんなそれはかわいくって、それぞれの色できらきらしてて。ちゃんと自分の足で立っていて。
わたしが織り上げた言葉や、やりとりや、歌詞を、どんな肌触りで表現してくれるのか、とても楽しみです。
うふふ。キャストたちのお写真はコチラ