おうちに帰ってから、久しぶりに
TVをつけたままずるずると意識を失う(寝る)ナンテことをしました。
まぁ、行かなくてもいいか?と思っていた『ボストン美術館展』でしたが、間際になってやっぱり行きたい!となって。
わたしもやっぱり行きたい!という友人と、
11時に表参道駅ホームで待ち合わせ。上野について、雨の中を30分くらい並んで、
ふたつの会場を見てまわったら15時半を過ぎていた。笑笑っ
そのあと、買い物してご飯食べて、しゃべり倒して、笑笑笑笑っ
おうちについたのは18時半。そりゃあ、へとへとにもなるか 6(>_<)
日本美術の至宝。たっぷり観ました。
国宝級がこれでもかと、わさわさ並んでいる。並んでいる。並んでいる。
まじ感動するのは、案外それ以外だったりするしね。
これでもね、
途中の工芸コーナー(お着物と刀剣)は、ふたりで息切れして飛ばしたのよ。
目玉の蕭白『雲龍図』が最後の展示物。
それまで丹念な美術品をていねいにていねいに感動していたのが、殴られたように吹っ飛びました。会場を出た時点では、その前の3時間分の他の印象が消えて、もう蕭白しか残ってないもの。
スッカリと。
細かいことなど笑い飛ばして、もっと自由にのびのびと「自分」でいていいんだぁ!という気持ちになっていました。
ただね。そのあとにミュージアムショップに行ったら、いろいろとある雲龍図グッズはどれをみても物足りない。原画の迫力の直後だもの。全然違う絵に見えちゃう。
光琳の『松島図屏風』もそうだな。原画の前では風のうねりや波の匂いとしぶきが、壮大なシンフォニーのように鳴り響く迫力だったけど。グッズ(サイトの写真もすでに違う〜)になると別物になっちゃう。
その点、デザインセンスからしてが違うのかな技術の差かなと思ったのが、等伯の『龍虎図屏風』で、縮小されてトリミングされてグッズにプリントされても、絵の持つ緊張感やユーモアは消えてない。
んと。あとね、
デジマとふたりで思いがけずに気に入っちゃったのが、絵巻物。
ずぅっと、かわいいかわいい! ここがきれいね、楽しいわ。おかしいわ。コミックの原点ね。とか言いながら、このお話はありなの? 日本人の終わりよければズルもOK!って性分は、ここからあったのね、とか盛り上がりながら、絵本を読むみたいに、全巻みちゃった!
会期は6/10までって、もぅ今日の日付だわね。