あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

ジャズ・ナイト

夕べ、「丸ビル前なう」とアップしたのに、何故かうまくいってなかったの。
チョット、残念。 こういうのは、その時間でないと意味ないよねぇ。
といいつつ、そのときの写真。↓↓↓ 有楽町へと続く道。

2011111417510000 

2週間前、「ひとりでジャズハウスかも」と書きましたが、結局、
なっちゃんと待ち合せしてふたりで、ジャズハウスでなくてクラブ?に行ってきました。
恵美ちゃんも執念で、仕事を終えてから合流。

「響&ペリエ」のキャンペーンイベントだったみたいです。 ただ酒をいただく。

違う違う。
ひびさんが、お友だちのユニットで、アルトサックスを吹くのを聴きに。

ひびさんプロデュースではないわけだから「いわゆるジャズ」、わたしが今まで心動くことの無かったジャズなのかなぁと、その中でひびさんはどう吹くのかなぁと、興味津々。

   

(どういう書き方をしようかと、迷っているのですが、もし失礼な書き方になってしまったら、ごめんなさい)

 

あれ? えっと。 音が、あんまり楽しくない? ってか、
残念!を通り越して、ガンバレガンバレと応援したくなるような、演奏? うーむ。
と、わたしが感じているのが。
まぁ、しかたないか、今夜はひびさんのサックスにだけ自分をノセようと、思ったのが。
――ステージ上のひびさんには、バレてた気がする?

で、ひびさんがどうしたかというと。
順番に廻ってくるソロパートで、ご自分が、ものすごくものすごく!いい演奏をして、他の方たちの演奏をぐいぐいと引っ張りあげていき、熱い音楽にしたてていきました。
そりゃ、みなさんプロですもの。 熱くなれば、聴き所のある楽しい流れになっていきます。

でもでしゃばらない。 自分のスタンスは守って、共演者を立てて、みんなで楽しむ方向にもっていく。

ひびさん、すげーな。 かっこいい。

 

 

先日、『ラウンド・ミッドナイト』というジャズ映画のシーンで、ああ古い世界だなと感じたのはね。
ステージが、神さま扱いのソロ・プレイヤーと、周囲の伴奏者、で構成されていたこと。
観客は、(ありがたくor退屈して)聴くだけ。
役割り分担がはっきりしているのが、むずむずする。

昔の演劇(と気づかず、今も引きずっている人たちは大勢いるよな)も、そうだよね。

でも時代は、少しずつ変わってきている。 
若い人たちは気づいていて、自分たちが昔と違う舞台を創っていると意識している。

そんな感覚が、

ジャズの世界にも、息づいているのかな?と思う。  

 

 

1回めと2回めのステージの間は、DJがラテン系を流して、フロアはクラブ状態に。
うぁぅっ。 ディスコ世代のわたしには、わくわく。 からだを揺らす。

という流れでの、2回めのステージは、
お客さまも熱くなってたし、
わたしも踊る寸前くらいまで、ずっと、ジャズのリズムにからだを揺らしてました。
ジャズに? 違う違う。 ひびさんのアルトサックスに! 

うははっ。 楽し〜

 

って。

丸の内にジャズを聴きにいくシチュエーションです。 ヒールのあるパンプスで。
踊っちゃったよ。 立ち通しだったよ。 かっこつけちゃってたよ。
帰り道は、
久しぶりな足の痛みを我慢して、見得張って、背筋を伸ばして、帰りました。

懐かしい、ディスコ帰りの、ような、夜。