わたしが若い頃、確か「頭がウニ」って言い方があったんだが、今どきはもう通用しないンだろうなぁ。
おとといあたりから胃がしくしくとし始めて、
夜中のベッドで、あ〜、おなじみの胃炎だ〜と気付き。
(風邪とかをひいた自覚はなかったんだが)
昔、年寄りのお医者から、とにかく胃や腸のウィルスを流し出すつもりで、
大量の水分を取って、おなかを温めて寝てろと言われたので。
昨日もおとなしく寝てればいいのに、集中力もないくせに本は読む。
おもしろいのか、役に立つのかも、さっぱりわからない。
こたつにもぐって、飲み食いも忘れ。 (ときどき水は飲む)
そういえば、宮澤賢治の「かしわばやしの夜」。
小学生のわたしは何故か「かしわ囃子」だと思って読んでいたのだが、今回「かしわ林」だったのだと知る。 ぞくぞくしていた奥行きが、急に平坦になってしまったような。
からだの感じでは、どう考えても熱があるはずなのだが、
体温計は平熱だという。
しかたがないので今日は起き出して、考え事の続きをしようとするのだが、
無理。
考えたくないのなら、書きたくないのなら、
無理に書かなくてもいいんだよ、と自分に向かってクールに言う。
違います。考えたいんです、書かせてくださいと自分は応える。
ならば、よし。 とまではいくのだが、
熱とかだるさ、みたいなものが、目の裏側あたりに煮凝っていて。
何も考えられない。
PCの前でぼーっと。 同じサイトを繰り返しみていたりしてる。
ちょっと、イラッ。
わたしは昔から、死ぬことに対する恐怖が人様より薄く。
(海で溺れかけたときも、あれれ? ごめんかも、という感じ)
そのくせ、視力を失うという恐怖は底がしれないほどだった。
あ。
考える・・・・・・という行為にも、同じ執着があったらしいと、
この歳になって、気付く。
自由に自然に、考えられないことに、イラつくわたし。
文章になってるのかな。
頭がウニだから、よくわかんない。
6月頭に、友人が主催で、ささやかなファミリーミュージカルを上演します。
原作はあるけど、オリジナルだよ!!
演目とか変更したけど、少しずつ方向が固まってきました。
ここに至るまでの、わたしの中の変化を書くつもりだったんだが。
日本における、演劇やミュージカルの在り方とか。
[E:coldsweats01]
ウニがもう少し、ノーミソに近づいてからにします。