日曜日の昼さがり
なんてステキな響きだろう。 外はいいお天気だけど。
カーテンを閉めた薄暗い部屋で何もやる気が起こらないまま、こたつでごろごろしている。
時間の無駄遣い
会社で若いスタッフの不手際を見ていて、キレそうになることもしばしばだが、（最近、ようやく横目で見ながら意識を流すことも覚えた……体力に余力がないんだもの）
休日に自分ひとりで、雫を味わうように怠惰を愉しんでいるときには、なんて贅沢な言葉の響きなんだろうと思う。 （笑笑っ、すげえ自分勝手？）
演出家の山田和也さんがご自身のブログで、劇作家の卵たちへちょっとした激励を書いていらっしゃった。
お調子者は自分へのメッセージだと、勝手に受け取ることにする。
ありがとう、山田さん。 わたし、頑張ります。
わたしが今、書けないでいるのは（時間と体力の問題はおいといて）、どこかで方向を間違えているからだ。 観客の視点、他人の幸せ……。 たぶん、そのへん。
この文章を読んで、矢印の向きの修正に気付くまで、わたしの時間はとめられていたのかもしれない……？
昨日は休日出勤だったのだけれど、朝、目覚ましに起こされても頭が枕からあがらず。
1時間、遅刻させてもらった。
途中で人の波を避けるためにからだをくいっとネジり、それからずっと不自然に背中が痛い。
夜は劇作塾の定例会。
rin♪ちゃん と iyo♡ちゃん の合同公演のちらしをもらう。
25歳たちの時間は、もうやることが多すぎてボロボロですといいながらも、ぴちぴちと元気で幸せそうだ。
ああっ。
話は変わって、
弟と友人さんのブログで話題になっていたんだけれど、アイスクリームって賞味期限がないんだって！
で、関連サイトいろいろ読んでるうちに出会った言葉が、「アイスクリーム類は冷凍保管中には時間が止まっている」
すごくない？
うちの冷凍庫の中で、時間が止まったいるんだって！
特殊危険空間みたくて、どきどきしちゃったよ。
その次が、このプログのゲーム機 のコメントで、自分で書いた文章だけれど。
「どうしてあんなに時間が喰われる……」
無駄に遣われて、ハラがたったり贅沢だったり、自己都合で解釈されたり、年齢によって流れる濃さや速度が違ったり、箱の中だけで止まったり、喰われたり。
時間の概念って不思議だね。
ちなみに。
わたしの初・哲学（？）体験は10歳のある夜、時間について考えたことである。
その頃は毎晩、日記を書くことを課せられていて、「書くことがない」と言ったら母に「今日1日、生きていたんでしょう？」と返された。
それから。
時間の流れる方向について考え出したら。
自分の感覚では捉えきれない大きな虚無があることを実感し、恐ろしく巨大な闇の中に放り出されたような気分になって、泣くこともできないほど怖くなった。
孤独の意味を、初めて思い知ったときだったかもしれない。
時間って、
大勢と一緒に、いろんな言葉を交わしながら、生きていくってことなんだよね。
10歳の自分。
だからちっとも怖がることなんてなかったんだよ。
