あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

寝てます……

                                                                            2007/1/4 編集

2007年、2日目です。 今日の富士山は雲の奥。

寝ているか、食べているか、温泉入っているか……。 それだけですごしてます。 すいません。 TV見ながら、寝てます。 本を読みながら、寝てます。
正月から働いている人たちの分まで、寝ているんじゃないかって勢い(?)です。

えーと。
流れているTV番組の中からアンテナにひっかかってくるものが、少し変わってきたようです。 九州とか沖縄とか。 トルコ、ギリシャとか。
紺碧な空の色、深く翠な水の流れの色。 悠久をイメージさせる歌声。 大らかな人々。

劇作のテーマがぼーっとしたまま過ごしているのですが、「日本人の原点・あり方」みたいなものを手探りしているっていうのかな。 
古事記からヤマタイ国にイメージをつなげていくと、どうやら(近畿ではなく)沖縄とか九州の空気が近いような気持ちになってきてます。
で、阿蘇とか、桜島とか、あのへんの空気を吸ってみたい、空を眺めてみたいな、と。

日本人のルーツ(専門書は読んでませんが)とか考え出すと、南方(インドネシアあたり)からの民(縄文人 ?)を蹴散らした、大陸(中国・韓国)の民(弥生人 ?)による建国ってことは……。 何を持って原点というのだろう、と。
ヤマトの魂、って何よ ?  
しょせんミックス。
でもさ、風土の中ではぐくまれた何かがあるはずだよなあ、とか。

 

そんな中で、さっきおもしろい番組を見て。
バヌワツ共和国という、多島・多言語国。
ジョン・フラムという神をあがめ、アメリカの国旗を信仰の対象として掲げている。 年に一度の祭りもある。
つまり 
第二次大戦時、アメリカ軍が軍事基地として上陸・占領していたのですが、その技術や知恵は原住民にしてみれば「海の向こうから来る神(太平洋に様々な形で分布する神話形態)」に他ならなかったというわけです。
だから神殿は「司令室」、神との約束は「『わたしは必ず戻ってくる』と書かれた黒板」、まつりの踊りは竹で模した銃を掲げた軍隊の行進の模倣。
独自の文化を大切にする一方で、この信仰は人々の想いをひとつに方向付けている……。
神話の成立をここまでクリアにみせられると、いやあ、すごい、おもしろいとしかコメントできない。

首相によると、近代化も考えているがあくまでも過去とのバランスを大切にしたうえで、と言い切っていた。

※ Wikiから引用
ジョン・フラム・カーゴ・カルトとは、太平洋戦線からアメリカ軍が去った第二次世界大戦
メラネシアの各地で広まったカーゴ・カルト(積荷信仰)の1つで、ジョン・フラムという白人の聖者が莫大な財宝(積み荷)を持って自分たちの島を訪れるというものである。タンナ島では、毎年2月15日に彼を迎えるための盛大な祭りが行われている。

 

さぁて。 ……温泉温泉♪