三茶de大道芸のボランティアは、たとえばわたしの場合。
1か月半にわたる街の装飾物の作成・当日の設置と後片付け と、
当日の大道芸人さんのアテンド の2種類に分かれます。
(ほかにもいろんな形のボランティアがあります)
アテンドさせていただく方は、一年おきに、二日間一緒にいたい!出演者さんの希望を出すときと、完全にお任せと、変わりばんこ。そして今年はお任せの番。
ちなみに過去リクエストしたのは、加納真実さんと大駱駝艦でした! もう幸せ過ぎた!! (もじゃくんをリクエストしたときもあったけど、なんやかやと却下された。まあ、ショーの後とかにふたりで話してると、柱の陰とかからファンらしき女子にスゴイ顔でにらまれる時期だったので、素直に了承した)
もちろん。お任せで割り振られた方とも、楽しく過ごさせていただいてきました! 橋本組の大道芸人さんは魅力的な方が多い(と言いつつ、他所は知りませんがw)。
そうそう。
三茶de大道芸が他所の大道芸フェスと少し違うのは、橋本Pが大道芸人以外の異色な出演者さんを組み込んでくださること。去年は博雅会さんという雅楽の集団(で、大駱駝艦の舞踏とコラボさせた!)。その前はジャズピアニストのレジェンド菅野邦彦さん。
今年はフラメンコを呼んだから!
1か月前くらいかな、商店会さんとの説明会の帰り道、橋本さんはおっしゃった。
日本人には珍しい、セビリアの香りのする本物のフラメンコだぞ。それから本物のフラメンコとは何か、話してくださったけど、すみません。よく覚えていない。アンダルシアの歴史とかイスラム文化とかジプシーとか、その辺の結晶みたいな。
まさかのその方たちに当たりました!
おや。当日のボラ中のどっかで時間作って、走って覗きに行く必要がなくなったわ~とか。最初はお気楽なこと言ってたりして。
で、ロス オヒージョス ネグロス さんです。黒い瞳という意味だそうです。新しく組んだチームだそうで、HPもまだない。
でもね、発見したのよ!
全員のおなまえリストも、ブログの中から発見w
パンフレットは、オジーロス(英語読み?)となっていますが、ミスプリです。
事務的内輪話をすると、校正でなおしたけど、そのあと写真を差し替えたら、なぜかもとに戻ってしまってた(泣)んですって。
発注あるあるだわね~と慰めました。
さて当日。
アテンドの相棒となる劇場スタッフのM氏と楽屋にご挨拶にいくと、そこにいたお二人に、まだ全員いないので後ほど、と言われる。んん? 写真は男女ふたりが写ってらしたけど、え、何人のチームなのかな?
戻りかけにそれらしい方おふたりとすれ違ったので、お声をかけ、そこで時間などの打ち合わせをさせていただく。
で、トラムロビーに戻って、結局、何人のチーム?と質問しても、事務局も隆平Pも把握してないことが発覚。隆平Pいわく。「まじ、オヤジしかしらないんだよ。オレは呼ぶから!としかきいてない」
わははは。なんでアテンドがわたしに振り当てられたか、匂ってきたかも~
だとしても!
運ぶという箱台車には黒い合板が4枚!と、あといろいろが積まれている。やばい。いくら相棒が手慣れた劇場男子でも、年寄り(わたし)にこれを1日3回、大道芸フェス時間でその場にセッティングと回収をしろとは、体力的にキツイ。ってか無理かも。
そして。劇場の周辺にいる自分としては、本人たち(ダンサーやギタリスト)に手伝ってもらうのは、絶対に絶対に考えられない。
そして、しかも、3か所目は、専門の音響さんがいない会場だよね! マイクのセットもするのか??
かくして、無理無理! もっと手伝い必要だから!と騒ぎたてる役目を発動しました。うん。わたしに適した一番のお役目はここだったと思うわ。二日目もM氏つけてよね!とか。(ごめんね、Mさん)
そして各会場では、会場付きスタッフ、駆け付けた劇場スタッフ、噂を聞きつけたボラ仲間のみなさまに、大変大変お世話になりました!! ありがとうございます。
フラメンコは、、、それは素晴らしかったです!!
見物のみなさんの引き込まれ具合が、その表情が、感動的でしたし、ちっちゃな子どもたちは一緒にからだを動かしてた。この日、はじめてフラメンコと、踊りと、ステップと、歌声と、リズムと、泣きむせぶギターと、出会うことが、人生になにかの意味を落としたのではないかと感じました。
そして、はじめて大道芸フェスに挑戦されたロス オヒージョス ネグロスのみなさん!
フラメンコも素晴らしかったのだけれど。
初めての投げ銭回収の風景も感動的で。だって、ジプシーが帽子を持って回るという、大道芸の原点みたいな美しい絵面だし。帽子やかごに入る紙幣に感動してるご本人たちの様子も、なんともフレッシュで、お金のやり取りの意味を、改めて考えさせてくれる感じでした。
あとね、会場についたとき。見物に待たれている感に感動するとおっしゃってて。これも大道芸フェスの原点を気づかせてくれる感覚だなあ、とか。
パフォーマンスとは、みてくれてる見物と、空気を通して、楽しくいっぱいやりとり(会話)するんだ!みたいな感じ。熱量って言ってもいいのかな。
あとから橋本Pに、フラメンコよかった~! 来年も呼んで~! ご本人たちも面白かったっておっしゃってたし!! と言ったら、そーだろうよと。(ん、これ書いちゃっていいことか?)
で、さっそく事務局にも報告する。橋本さんとこんな会話したよ! だから来年も来るかもね。アテンド体制、考えといて~ 「は、はい。。。。」おや、笑顔が少し、ひきつったか?www
でもね、見物のみなさんの表情みてたら、キットがんばろうって感じると思うよ。
10/20
土曜日の夕方は、ゲリラ豪雨で。
このショーが終わったとたんに降り出したの。とにかくメンバーのみなさんは先に帰っててくださいっ!と送り出して。積み込んだ箱台車は、装飾づくりやワークショップ用の作業場としてお借りしてる近くの地下ガレージにぶち込んだ!
この会場はセッティングとか音響とかですっごく大変だったけど、結局、この場所(ガレージ近く)だったことに、わたしは感謝した。
勝手知ったる場所のブルーシートやごみ袋で、箱台車は完全装備の雨対策。(板以外はブルーシートの中でも全部パッキングしました!)
ステージ横はコンビニなので、雨合羽も購入できたしw
からだは冷えたし、移動がめちゃくちゃ大変だったけれど、一滴もぬらさずに、M氏とふたりで劇場に持ち帰りましたよ。
あ。
次の日から数日、からだのあちこちは筋肉痛w いろんな作業を通して、ふだん使わない筋肉を使ったらしい。
10/21
ダンサーのおふたりは広島のご出身だそうです。
えー広島とスペインって何か共通項があんの? あー緯度がね、ほぼ一緒? そこかー!
打ち上げで。(ちひろくんがまぎれこんでるのが気に食わないが、ちひろくんのスマホで撮ってるから文句はいうまい)