玄関で靴を履きながら、ときどき思う。リタイア後は読書とゲーム三昧の日々を送る予定だったのに。どうしてこう靴履いてんだ? 自分が一番楽しい時間=劇作にとっての「エサ(栄養)」が、インドアだけではなかったかってことか。
ツイッターで拾った情報で、この動画を見て。
一緒に関東・北九州神楽殿めぐりしたひとみんにもリンクをみせて、お神楽の起源に通じる雰囲気がありそうだねえ、とか。
で、自分としては誰も知らないフェスに行く気分でいたのに。
前日にあつぎ大道芸フェスで会った友人に「明日は神楽坂に行くんだ」と言うとふたりとも「ああ、はいはい」と知っていて。大道芸マニアたちのアンテナおそるべし!だな。
丸一仙翁社中
太神楽は大道芸の原点なのかな。街角で「福」を配るお役目。
↑↑ これ、高円寺かどっかでひっそりと見た気がする。
命削って吹いてる感のある岩田卓也さんの尺八がめちゃステキでした。
そっか。来られなかったひとみんの分もパンフもらおうと思ったら、笑顔のステキなおねーさんが一緒にスタンプラリーの台紙もくださったので。
7か所、廻ってみる。
神楽坂って、芝居見るか、数回飲みに来たかで、界隈を散歩する機会なんてなかったし。
↓↓ ガイドがなければ、こんな階段の先に踏み込んだりしないし。
ぐるぐるしていると、こんなパフォーマンスにぶつかったりする。邦楽囃子。聞きなれた演奏も、きれいどころがされると雰囲気がアップ。
↓↓ 奇跡のように一瞬、人波が途絶えた! 料亭とかあるあの辺です。
↓↓ 昭和の風景だな~ なつかしい~
ざくざく歩いても、一時間半くらいかかったのかな。うっすら汗もかいて、手ぬぐいをゲットしました!
毘沙門さんの境内に小屋掛けして、浪曲や義太夫や講談や薩摩琵琶などのショートバージョンを。この世にまんがも演劇もミュージカルもなかったら、わたしは浪曲界隈でうろうろする身になったのだろうか。とか考える。
異世界のお話に引き込まれる浮遊感。自分の原点をかすめた感。
城端曳山祭〈庵歌〉
江戸端唄の流れを汲む富山県の芸能だそうです。
↑↑ この写真撮った時点では、東京にもこんな清潔素朴な芸能男子がいるんだなあとうれしかったのだけど。あー富山のコたちってことかぁ。
新内流し
写真を撮ろうとする人ら(カメラじじぃ+一般の人)に押され踏まれ押され、周囲の世話人たちはがっつりガードし過ぎて視線さえぎるし。風情もあったもんじゃない。
それでもつまびく三味がステキで。ときにズレ、ときにカスレ。いいなぁ。風情だなぁ。黒塀に似合うなぁ。〈必死に自己暗示かけながら音を拾うwww)
帰ろうとしたら。
セ三味ストリート
大道芸フェスのおなじみさんですが、わたしは拝聴したことのなく。
笑いと真剣演奏のバランスがステキで、聞き惚れました。本日唯一の投げ銭!