あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

覚書

少しずつ、気づいたことをメモ。 超個人レベルです。

■ 安否の確認
ほんとにね!!! 無事くらい早くちゃんと確認できるようにしておこうよ!!!

何が一番いいんだろう。 ツィッターが安定してたようだが、うーん。
ネットが生きていたので、わたしはブログにアップして代用。 でも東京壊滅となってもネットって生きてるの?
ネット伝言サービスも、入りづらいようなのが現状。
携帯/ソフトバンクの通話もメールも、直後は役立たず。 docomoauはつながったよという人あり。
PCから自分の携帯にメールしてみたが、届くまでかなりの時間差。

■ デマ
つぶやき・メーリスなど経由で届いたのは、
コスモ石油」、「ICUのための節電」、「倒れたサーバーの下敷き」、「レイプ」
同時に、「拡散ではなく通報しろ」「不安をあおるな」など冷静なコメントも流れてました。
見極めのポイントは、
・ 事故の住所が特定できないものはデマ。(救助が目的なのに救助できないという矛盾)
・ 「ICUのための節電」は、ラインから独立している自家発電なのに、ラインのみなさんに節電を呼びかけるという矛盾。
・ 「レイプ」は帰宅難民時に見かけたのですが、事件が起きて発覚して流れたにしては早急すぎ。男子がお泊りを誘う口実に使いたいの?と突っ込みたくなる。

情報社会の見得で、「こんな情報があるよ!」と先んじて拡散するカイカンがあるのでしょうか。
落ち着いて読めば「あれ?」と矛盾がわかるはずなのに、良心をくすぐるツボみたいなものが人を慌てさせるのか?

個人宅の節電も、ある意味、疑問がないわけではない。
いくらチリも積もればと言っても、おそらくささやかな数字でしょう。 
施設単位、業務用あたりで節電しなければ。
ただ、個人宅の節電=みんなでの祈り に繋がるあたりが大切。

■ 停電/ラジオは必須! 
山梨で停電に遭った父が一番参ったのは、暗闇や寒さよりも退屈と静けさだったそうです。
不安をなだめてくれるのは、情報の垂れ流し。
わたしもずっとTVをつけっぱなしです。(丸2日たっても進行形)
父はお隣はずっとラジオを聴いてたって!と、うらやましげ。
あ、わたしも買いに行かなくちゃ。 

■ 停電/防犯
川崎で停電に遭った友人、女子寮の管理人さんなのでオートロックが復旧するまで職場から離れられなかったそうです。
うちのマンションもオートロックだな。

■ 停電/冷蔵庫
弟の家はフリーザー・ヘビーユーザーで、輪番停電に向けて食材をどう使いきるか悩ましいようです。 
保冷材をいれておけば三時間くらい乗り越えられそうな気もするけど、どうなんだろう。

■ プライド?
被災地では、歩道橋に取り残された赤ん坊を抱いたママを、居合わせた他の人たちが取り囲んで寒さから守ったとか、自然な助け合いの様子が伝えられているが。
それ以前の状況の場合。
わたしがあんなに、ご近所の世話になれと電話で言ったのに、父は停電中の家でひとり夜を過ごした。 雪が降ってるのに! ウォーターベッドの余熱と厚着にくるまれて。
山梨の家と言ってるが、別荘地。 住んでいるのは父も含めて東京人。
余計なおせっかいはしない。 されるのも、イヤ。 我慢できることは自分で解決するというスタンスなのである。

イザとなったら親切な誰かに頼ればいいや、という発想は、実行できないらしい。
これはチョット、盲点でした。

■ 空腹
地震が収まって部屋もざっくり片付けたら、モーレツにおなかが空いてきて。 実はそれから、気持ちが悪くなるほど食べた。
友人 雷 はストイックな人物で、腹八分目を厳守しているはずなのだが、かなり似たことをしたらしい。 ふーん。
大きな事態があると、次に食べられるのが不明であるかも?に備えて、食べられるときに食べようとする本能が働くのかしらね。 苦笑。