2009.12.6. 14・00〜 日生劇場
観にいくのを、どうしようかと思ってブログを覘いたら、出演してらっしゃる松澤さんがとてもオススメにコメントをしてらしたので。
日生劇場は、30年以上の思い出深さだけでなく、劇場として大好きです。
グランドサークル、大理石に赤絨毯、螺旋階段、壁画。
もしかしたら、オケの音も豊かに聞こえるのではないか、とも。
あらすじとテーマ曲はずっと知っていても、観るのは初めて。
演出がわたしの中では振り付け家としての印象が強い謝珠栄さんで、
さすがに、
シャガールっぽい絵の中で流れるように街の人々が踊る舞台が美しい。
ただ。
正直に言えば、
一幕はオバサンには少し退屈。 恋が……。 うーん。 ギィ、最後は力技で盛り上げた?とか感じたり。
でもね、二幕は素晴らしかった!! 構成も描写も、全員が。
最後のシーンは、なんとも切なく。
一幕90分の構成じゃダメなのかな?と思う。
井上さんが、「大人の役者」さんになってた。 あたりまえでしょう、と言われれば、それはそうなんですけど。 役者としても人間としても、ステキな男になってたよ。
それから指揮が塩田明弘さん。
この方の振るウエストサイド、聴きたいっと思った。 (できれば日生劇場で?)