あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

「ゆんぼーさんが来る」を観た

          2008/5/18 14・00〜 サンモールスタジオ / play unit-fullfull

戯曲セミナーでご一緒だったエリちゃんの劇団です。 今さらですが、戯セミ受講生のメンツ、凄すぎ。
恐れ入りました。 こんなにスゴイ劇団を、1年休団させていたんですか?ってレベルでした。
この作品、DVD化されるそうです。

肩に力の入ったウェルメイドな舞台。
物販とかWSとかアフタートークとか。 ユニットを上場させよう(?)って力こぶも入っている。

ただそれが。
わたしの中のエリちゃんのイメージとそぐわない……。
こんなに上出来な舞台なのに。 どこかが「らしく」ないと感じてしまった。 

作りに作り込んだ戯曲。  

役者さんたちも芸達者で、うまいなぁとため息がでる。 

幾度も笑い、笑い、涙ぐみ。

客層も、他の小劇場系と少し違う気がして上質というか。 どこ、とは言いがたいのだが。

「らしく」なさ。
最初は、
年齢層の設定に幅がないのを不自然に感じるのかな?と思っていた。 

わかってる。
プライベートと重ねてしまってるんだ。 わたしは。
今までは噂話でしかなかったことを目の当たりにしてしまい、
エリちゃんが背負っているものの重さ、
解きようのない呪縛のパズルが痛ましかったんだ。

無責任承知で言えば、
もっと馬鹿馬鹿しく、本人からが楽しんでもいいんじゃないの?

でもその悩みも、エリちゃんのものだから。
他人がとやかく口出すことじゃないよな。
エリちゃんが自分で乗り越えていくしかない。

 

まあ、とにかく。
ユニット作る!と軽々しく口走った自分を、大後悔しながら帰ってきました。
どよよよよよン*1

*1:+_+