この土日は、積んである山のひとつを切り崩すように、上から順に本を読んでいた。
なので全然脈絡なくいくつもの雪崩が自分の中に起こっている感じ。
おなかが空くと、冷えてもうまいオデンやその他を喰い、飲み。
この贅沢な時間は、ひとり暮らしゆえ。
最後に読んだ「遺品整理屋は見た!」に漂う死臭に、胃のあたりが少し気持ち悪い。
で、本を読むのもストップ。
たしかマルオさんはこの世界のホンを書いて、月末に公演するとかブログに書いてたが。
生理的にわたしはダメそうだ。
エピソードの半数以上が孤独死がらみ。 社会的な疑問が害のない程度に幾度も投げかけられている。
孤独死。
去年の初冬。 同窓生がひとり亡くなった。 48歳のオンナのひとり暮らし。
具合が悪いと会社を早退し、次の日連絡がとれないことを会社の人が心配して弟さんに連絡を取ったら、ベッドの中でパジャマを着て……。
かわいそうだとみんながため息をつく中。
でもね、ひとりで暮らすってそういうことなんだよと、ちょっと冷静にわたしはいう。 わたしだってなんとなくそういう覚悟、あるから。 自分で言いながら、ひんやりとした気分になる。
次の日、
会社で良ちゃんに言った。 わたしは絶対無断欠勤はしないから。 したら見に来いとは言わないけど、見にいってこいと弟に連絡いれてね。
もうひとつは父を、山の家でひとり暮らしさせているってことだ。
発見が遅れる可能性、覚悟している。 いつか、その日は来る。
いろんなドラマが生活の中に氾濫して、浸透して、平均的なやさしい幸せはこうあるべきだというパターンに日本人の良心はすごく縛られているから。
わたしがこんなことを言うと、すごく冷たく聞こえるんだろうなあ。
でも現実は、そんなものだと思う。
いや、しかし、その前に、
他人が片付けやすい部屋にしとかないとな。 目指さないとな。
と、周囲を見回し、絶望的なため息をつく。