あにあにのトンネル編
大道芸フェスの最中の歩行者天国に、手作りの遊具を置くことには、良しあしがあって。
もちろん子どもたちは大はしゃぎなので、それはとても素晴らしいことなのだけれど、
あっちこっちで盛り上がってる大道芸を観に行きたい親御さんは、不本意にも、そこで足止めされるわけだし、
安全を考えて、ボランティアも何人か、その場に付き添ってなきゃいけなくなって。
というわけで、ものつくりボランティアではこの数年、創るのをやめていた「トンネル」ですが、
今年はあにあにが、運搬・設置が楽!な方法を思いついてしまいました。
大きめの段ボールを集めてきて、かおちゃんとふたりでざくざくと切りはじめる。
わーい、一度並べてみようぜぃ、となって。
うわー。
なんか、こうしてみると、聖堂ちっく?
ずんずん♪ ちゃんと通れるか、試してみるし。
あっちゃんがいれば大喜び(←くぐりもの、かぶりものが大好き)だろうに、あとからこの写真を見せて、大いに悔しがらせたの。
で、この切り取った部分の廃物利用が、こちら。↓↓
あにあにがサイドをどう処理しようとか言うので、
ジェッソをムラムラにぬればいいじゃんとか(かおちゃんが、うちに黒ジェッソなら余ってますよ!とか)、
誰が言い出したんだか、下にはぷちぷちのロールかなんかを敷いたほうがよくない?とか、
企画のあにあにが中心にいるんだけれど、アイディアは居合わせたメンツから、駄々洩れてくる。素直なあにあには、素直に採用。
わたしも描きたい描きた~い!とごねて、何枚か、サイドに絵を描かせてもらいました。
↑↑ この絵ね、超々お気に入りなの! 自分にこんな絵が描けるとは知らなかったし! あれから携帯のホーム画面、これに設定してるし。
以下は、誰か(タカハシくんかな?)の写真からです。設営したとこ、わたしは目撃できなかった。無念!
街ナカにこれを受け入れる、三茶が大好きだ!!!
わたしはね、三茶のボランティアスタッフのボスみたいに、ときどき言われます。
人をまとめたり、その気にさせたり、渦に巻き込んだり、技術的なフォローをしたり、アドバイスしたりするのは、まぁね、人より得意なのは、確か。
でもね。わたし流の、リーダー(?)として大切にしていることはなにかというと、「しっかりしすぎない」ことです。
だからみんなが、自分から動いてくれるようになったんだと思う。
できるだけ、たまたま近くにいる人の意見を訊いて、実際それに沿わせることも多いのよ。(と見せつつ、ベストチョイスに持っていくのは、うん、わたしの年の功)
もうひとつ、やりたいことを言い出した人の想いを大切にする。ものつくりのアドバイスやフォローはしても、その人の最初の想いを大切にする。素人の感覚を優先する。
そして褒める。感想を言う。具体的に。本人しかわからないがんばりを、見抜く。うわっすべりなことは言わない。
かくして、プロのデザイナーたちと、完全素人さんたちの、フラットな関係による混成チームに持ってこれたって気がします。
ひとりでは絶対につくれないものを、つくりだし、管理できる。
あ、もちろん、集まった方たちの資質も大きいです。手を動かすのがマジ好きな人たちでないと、居心地が悪い部分はある。
ここのボランティアチームに「恋愛的出会い」を求めてきても、たぶん無理だよwww