あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

『みんなのミュシャ』展

ランチするときは、1130とか少し早めに待ち合わせます。お店の席取りで負けないようにw よく行くカレー屋さんはヴィーガン向けのせいか、土曜日でもわりと空いてて穴場なんだがね。

それから2100あたりで別れるまで、友人とお互いに気持ちよくしゃべり倒してるんだが、何を話したかほとんど覚えてない。あれ?

 

まずは。何回行っても名まえが覚えられないカレー屋さん、食べ放題セットが値上げしてたので、がっつりといただく! おかわりもした! ダル(豆カレー)とデザートの練乳みたいのが、幸せにうまい。

1階に下りたらステーキ屋さんは行列だったから、渋谷が空いてたわけではないよ。

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『みんなのミュシャ』展にむかったが、その前に1階ギャラリーで足止め。

相模原のアトリエをめぐるツアー(SOS)でお見かけした作家さんたちの、展示即売だった。

www.bunkamura.co.jp

美しく異形な作品に、ぞわぞわと幸せになる。

 

※参考

www.superopenstudio.net

 

 

 

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www.bunkamura.co.jp

 

馴染みがありすぎて、観に行くかどうしようか迷ってたけど、結局こうして観ることになったな。友人と、超自由なコメントを垂れ流しながら回る。

わたしの場合、ミュシャほど、実は生活の中に溶け込んでいる作家はいない気がする。少女漫画描いてたせいもあるかな。今だってマウスパッドがそうだし。

 

水野英子さんの原画が、思ってた以上に美しかった。ミュシャというよりビアズリー風に思うけどね。『ファイヤー!』うちの本棚の奥のどこかに残ってるかしら。

 

天野喜孝さんみたいにアニメーターが原点の方は、日常描いてきた線の量が、画家や漫画描きとは段違いだからね、迫力とか勢いとか説得力が別物だって気がした。

 

 

お買い物。

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うん。クリムトシーレが、最近のわたしの興味のひとつなんだけれど、時代を理解しないとだめかもと思い始めたので。

ミュージカル『エリザベート』の少しあと、ルドルフが生きるはずだった時代。

あと、世紀末の退廃とか熱狂と言い方をよくするけど、20-21世紀は2000年問題も含めて、そんなんなかったよね~と感じてるからね。価値観の基準をどこに置くかをまず見極めなきゃとか思うわけよ。