at 池袋の芸劇周辺
地下道から到着したらB1広場で早速、パフォーマンスに遭遇。
友人の足は止まったけれど、わたしは自分的本日メインの場所取りのため、劇場前広場に直行。写真は1階に向かうエスカレータからです。
田中泯さんの『場踊り』。ライブで拝見するのは、たぶん初めてかと。
なんかねえ、からだが大地と対話してるイメージがありました。
見物の人波をやぶって、移動。
都会の樹木との対話?
このあと、J-POPに合わせて激しく踊り出すけれど、わたしにはそのへんの動作が、何をやりたいのかよくわからなくて、しばらくぽかんとしてたが、
やがて、若者中心の時流に抗ってる景色のように見えてきて、滑稽だけど愛しいみたいな。そうすると、あー人生だなあとか感じてしまう。
ちなみにコート着てると、泯さん、年相応な風貌に見えますが、脱ぐとねえ、もりっとした背中とか、きゅっとしたお尻とかが、お、お若いっ!って引き締まりぶりですっ!
最後のご挨拶では、にこにこしながらホースの水をまき散らしてました!
B1に戻って、友人とおなかが空いたねとか言いながら、ホワイトアスパラガス(パフォーマンス)+ひびのこずえさん(衣裳)+川瀬浩介さん(音楽)のショーを待つ。
ざわざわしたと思ったら、頭上にカブトムシが登場。いかにもひびのさんデザイン!
カブトムシが、エスカレータで降りてきました。
このお衣裳(?)、切れ込みのあちこちから手が出てくんだよ。
ひびのこずえさんのお衣裳と、川瀬浩介さんの音楽は、遊び心とおしゃれにあふれてて、現代サーカスの世界感をゆかいに立ち上げます。
川瀬さん、作曲家なのに音響卓に張り付いてるなあと思ったら、パフォーマンスの動きに合わせて、ち密に音出しされてるのでした。
このふたりの無言の掛け合いというかやりあいというかが、あったかくて楽しいのです。ジャグリングのショーでも、描くのは人間性とか人とのコミュニケーションなのかも。
あ。腰の大きなポケットは、ジャグリング用のボールが出入りします。
終演後、おなかが空いたので、担々麺屋さんへ。友人とみっちりおしゃべりして時計をみたら、次の演目が始まってました。
なので後半だけ、拝見。
確認したのは、川瀬さんの音楽! やっぱ、めっちゃ好きだ!
そして、ひびのさんのお衣裳は言うに及ばず!!