ふと気づくとサカイからメールが来てた。駅で後ろ姿をみかけましたよお出かけなんですねいってらっしゃいお気をつけてとかなんとか。いたずらをみつかった子どもの気分で首をすくめながら返信する。
気づかず失礼しました今品川を出たとこで2駅先まで初愛知芸術劇場です4階席(爆)から何が見えるか?
お返事。まさかの名古屋でしたか大ホールの音はいいと思いますよ楽しんでください。
今どきは遠征とかいうそうな。
おけぴでチケットを譲っていただいて、日帰りでさくっと大好きなミュージカルを観てきました。千秋楽なんてどんだけぶりかしらん。
5階席まである大オペラ劇場でした。座ったときはこれでS席かよ!と思ったけれど、始まってみたら覚悟したほど遠くはなかった。芝居もちゃんと届いてくるし。むしろオケピットが広いので、最前列のつもりでいた席の方のほうが遠い!とショックなんじゃないかしらね。
音響、すばらしかったです。4階席でも自然な音で立体的に聞こえる。キャストの動きにあわせて歌声も移動する。
ときどきバランスが崩れたり、セリフと歌の途中で音質(?)が変わったりするのはご愛敬か?と言いたいところなんだけれど。
わたしが一番集中して聴いてた歌の途中で、ふいっと音のバランスが変わり(たぶん)。わたしの中で張りつめていた糸がふいっと漂いだし、もとに戻らなかったという悲劇!は起きまして。くすん。歌ってるほうが乱れたわけではないのであわてて意識を添わせようとしたんだけれど。その前の共振度がきっと高すぎたの。
キャスト導線に合わせた音の移動から、後半の大音量の利かせどころに備えた、音響バランスの切り替えかと思うんだけど(たぶんたぶん)。
設備がよすぎたらよすぎたで、いろいろとあるんだわね。
それからこれも、遠目からみた、たぶんだけれど。
舞台上に、盆を含めた大きな床を仕込んだみたい? 段取りの数だけあるバミリも含めてのことを考えると劇場移動にうれしい便利なのかな。と気づいた時点で、あれ、でもあの辺に切れ込みが見えないけどあの仕込みはどうすんだ?と思い、あ、そー処理しましたかとか。
そんな帝劇との違いも楽しみました。そっか、ってことは棺桶も作り直したのね。愛だわ~
再々再々再演?があったときは、劇場にあわせてまた装置を変えるのかしら。
クコちゃん劇場で使ってた「蛍の光」がステキで、あのオーケストレーション(って言い方、あってる?)も数回のためのオリジナルなのかな?とか。
東京以外で見るの、楽しい。ちがった発見があるわ。
カンパニーの旅先ならではの一体感みたいなものとか。
作品そのものも、幾多のアクシデントも含めてめちゃくちゃ楽しくて、客席もおおらかな気持ちで楽しんでるなといった雰囲気で。
このミュージカルはやっぱり祝祭なんだわ。と思う。
小劇場ちっくに作品をいじったり、東宝ミュージカルとしての格調も守り、言葉と音楽と踊りが密接にからみ、誰もが自由でいい人だ。
劇場にいるみんなで踊るフィナーレでは、暗闇の中、4階席の最前列は崖の縁に立った気分でしたが、がっつりダンシンしましたよ☆
久しぶりに拝見したアルサラのふたりも見違えるほど成長してらして、ヘルちゃんもふくめて、カンパニーが若い人たちを大切にのびのびと温めたのかな~ 全体の人間関係がリスペクトにあふれてんだろうなあとか思いました。
しあわせで。のどがごろごろぐるぐる鳴らせたら鳴らしてるな。
ありがとうございました!!(えーと。誰よりも山田大先生とりーくんに?)
つけたし。
その前日に焼いたチョコケーキ。ドライサクランボを入れてみました。
ごきげんにおいしいのよ♪ (食べそこねたのは誰?ww)