あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

ウッドチップ

先週は山梨の家の庭に、新しくウッドチップを敷いてきました。

 

ウッドチップの入手に関しては、ネットでいろいろ調べた範囲では高価だったり質が悪かったりで、どうしようねえ?だったのですが、

父がご近所さんで話題にしたら、その方の弟さんが木工所をやってらっしゃるとかでずっとお安く引き受けてくださいました。お仕事で出た端材を粉砕する片手間なので、商品という意識がないそうな。

 

2立方メートルで、こんくらいです。

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今回撒く前の庭。以前に撒いたのが「痩せて」きていて、こーいうのも消耗品だったんだねえ、と。

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よいしょよいしょと、一日かけて撒きなおしました。庭がくっきりとした。

あとね、木片のいい匂いで満たされたよ!

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ばったり! ふぁぁぁっ!(深呼吸~)

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せっかくなので、敷きたての上で寝てみました。(あ、山積み状態のウッドチップの上でも寝てみた。気持ちよかった)

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ちょっと! これ何? もぐら?

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それから花壇に残るたぶん鹿の足跡。みまわすと、いろいろと葉っぱが食べられてる。

庭が抜け道になっているんだよね。

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次の日。天文台の下に、いのしし除けと柵を作ってみました。

↓↓ ロープにひっかかると、空き缶が鳴るってやつね。

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おとなりの黒猫さんが、見回りルートがこんなになったのでびっくりしてたが、そこは猫なのですり抜けてました。

 

 

うまく言えないのだけれど、庭を作る、地面に人の手を入れるというのは結界をつくっている気がします。人間がやすらげる場所として区切るというか。

 

枝を払い草を抜いて、敷地の隅々までがっつりと「庭」にしたのは、震災直後から。こつこつと。少しずつ。

なんだか周囲の空気や風にときどき「なんとなく嫌な感じ」がまといつき、それを祓うために掃除して、手を入れてみたのでした。よどみをなくして風のとおりをよくした、という感じもある。

震災直後の印象を文章でいうと、こんな感じ。(ブログ引っ越した時のままで、写真がなくて失礼)

 

 

せっかくなので、ついでに 

大昔のブログ以前、ホームページの断片。

↓↓ 家を建てる以前。

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↓↓ 庭のあたりの写真だと思うんだけれど。

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こんな地面が、父とわたしの手で今の庭になった。

 

以下は昔のホームページから。

2000/4/29~5/5  庭づくり

今年のGWのテーマは、「庭を庭らしくする」でした。

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 原生林を切り開いて建てた小屋ですので、周囲は枯れ草やくま笹が入り乱れ、投げ込まれたゴミが点在しています。唯一の自慢が群生するタラの芽なのですが、庭に見えない庭では、通りすがりの赤の他人様に摘み取られても何も申せません。

たんぽぽ、れんぎょう、菜の花、しだれ桜に桃の花。大泉の春は花の黄色とパステルピンクに彩られています。頼りなさげな新緑、雪の残る南アルプス八ヶ岳の黒々としたシルエット。ほのぼのと美しい風景です。

 大泉の駅から小屋まではぐんと高度が上がり、その間に季節は逆戻り。駅周辺はやわらかな春なのに、小屋の周囲は木々の芽吹きを待つ、いまだ早春の趣です。

 草をむしり、ゴミを拾い、根を掘り起こし蔓草を切る。ガーデニングの第一歩は棘だらけドロだらけ、「開墾」以外の何ものでもありません。
 足下にはふかふかした黒く豊かな土。太陽と植物、地球の力を秘めた人間の手が初めて入る土です。

群生する植物たちは選別され、タラの芽や大岩、灌木などのモチーフを活かしながら、でもできるだけ整理されます。

れんがを504個(1パレット)購入しました。大きく隙間をあけて、ぎざぎざに並べます。

 鳥の餌台を作りたいなぁ。洗濯物の近くだとひどい目に遭うのは、経験済みです。(糞で汚され、草木染めのシミが残る ^_^;)

先生は、れんぎょうの花が気に入って5本購入しました。
 「これはシダレレンギョウ
あとは季節とお客様を待つだけです。

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※追記
ちなみに素人が並べたこのレンガは、ひと冬過ぎたら流れて埋もれて、あとかたもなくなりましたっ! 大笑いっ!!

 

そしてあの頃は、2階から美しい富士山がよく見えたんだ。

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