あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

対話しないからだ

(ちょっとだけ、前項につづく)
 
そういえば昨日は、汐留の電通ビル前の広場にもじゃくんの大道芸を見にいきました。
 
 
いやあ、びっくりした。

その夏休みイベント会場に集まった人たちの、周囲に対する無関心ぶりと、
遊びにきている子どもたちの対応力のなさに。
 
そんな、大道芸を成立させるにはむずかしい雰囲気の中で、
にこにこしながら、ていねいにショーをつなげていったもじゃくんは、
そりゃかっこよかったんだよ!
 
 
まあね。 
予定調和ではない子どもの反応は、ショーとして新鮮ではあるけれど。
ことばではっきりと指示されないと、自分がどうしていいかわかんないみたいな反応に、
「自由な遊び方」を知らないのか?という印象を持ち、

ステージ前のベンチで、平然と背中を向けてモバイルをいじり続けている親子とか、ね。
 
 
この対話力のない客層が、
劇団四季劇場を含む)電通(巨大広告会社)ビルの
企画イベントに集まる人種なんだね〜ということが、
 
とても皮肉な象徴であるように思えたのでした。
 
 
 
このイベントに呼ばれた大道芸人は日替わり参加で。
 
たまたまお会いした大道芸ファンの方がおっしゃるには、
あ。この方は、他の日も何回か見に(写真を撮りに)いらしてるそうで、
ジャグリングをしていても誰も注目しないとか、
お客が4-5人しかいなかったりとか、そりゃもう寒い風景があり、
 
こうして。そこにいるお客をまきこんで、
ちゃんと投げ銭を回収しているもじゃくんはスゴイ!って!!(ま。そりゃあねっ)
 
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わたしが、大道芸を追っかけて見にいくひとつの理由には。
その場所にいるお客の傾向の差が興味深いからで、
 
 
たとえば、二子玉川では、
子どもたちのくったくのなさ、自由で発展的な反応にびっくりしました。
 
そのとき一緒だった友人がいうには、
おとなは自分の味方だと、甘やかしてくれることを、ちゃんと知っているんですよね、って。
なるほど〜
歩きながらでも目が合うと、にこっと笑ってくるもんね。
 
駅4つしか離れてないのに、三軒茶屋の子どもとは、全然違うんだよね。
 
そうそう。
子どもにかけてる習い事の費用も、チョット違うんじゃないのかな?とも思ったんだっけ。
 
 
ちなみに。
 
今回は、夏休みに汐留の電通ビルに来ていた人たちの傾向であって、
じもっぴーではないと思います。念のため〜