ずっと考えていたのは、クンツェさんはこのホンで何を書きたかったんだろう、ってことで。
今までと違うスタイルなのはわかる。
観ているあいだなぜか「古風な」という単語がときどきよぎった。
今までとは別の、何かを目指している、よね?と。
ゆうべ。古典的なイタリアのコメディ? と、フト思いつく。 ←観たことないけど。
シェークスピア以前のイギリスの旅回りの一座も、その傍流だっけ?
(くわしい人、プリーズ)
典型的な役割でお芝居が成立するコメディ。
まぬけな主人と賢い召使、
美しいヒロイン、若者たちの恋、
人格者(天の声・日本でいう黄門さま)、 ←座長・演出家
道化(フール)。
(あと、何で構成されてたっけ?)
お約束な芝居。
日本で言えば、大阪の人情喜劇? ←観たことないけど。
おお。最近はご無沙汰だが、東宝さんや帝劇の伝統だった気がする!?
わたしは、
今で言う近代演劇に馴染みが深く、(40年くらい観ていますww)
戯曲の書き方を習い始めてからは、現代演劇について考える癖がついているから、
ホンの中に散らばる違和感に、いちいちひっかかってしまってた、気がしてきたの。
なんで?
じゃなくて、
そういうモノなんだ!
って、
観るものだったんだな、きっと。
見せる側がどう思っているかは、わからないけどね。 (大笑
そーいえば、モモタロさんのメロディ・モチーフ? わかんなかったな。どこだったんだろ。