あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

新春散歩

シナリオハンティング――というほどではないけれど、近所の図書館へ。
 
ネットで調べて、ご近所にもう1館あったのを知る。おや。旧知のほうは改装中みたいだ。
 
 
 
ついでに。というか、まず。
松陰神社さんにお参りする。こちらに越して10年近いが、伺ったのは初めてです。
百数十年前にご存命でらした人間を神と奉じる。明治神宮ならまだしも、何故松陰さんを??
という気持ちがあってね。
 
お参りすると、本殿奥の鏡に小さくクリアな自分が映りこんで見える。
(鏡がご神体なのは、とかヤボをいうのは止めよう)
自分自身と向き合いなさいという諭なのか?
 
おみくじは「吉」でした。
劇作というのは、商売なのか学問なのか。迷う。えー? 
とりあえず、結ぶ。もっとよろしくという欲。
 
そうか。「失せものは出ない」のか。
昨日から部屋の中を捜しているのはハガキ6枚の行方。プリント済みの年賀状。
なんでみつからないのか、サッパリわからない。
お返事書く人、これから手渡す予定の人がいたのにな。
あ、はい。あきらめよと、ね。
 
 
 
図書館みつけた。
 
当初は、
ここここの品揃えはなに? 本屋にも負けてない?と内心、びっくりしたが。
 
狭い通路を1時間半もうろついてると、
司書さんたちの細やかな心遣いやていねいさが伝わってきて。
愛着がわいてきた。
 
笑笑っ そうなの。
本に囲まれて。気がついたら2時間ちかく時間が跳んでたよ〜
 
ハンティング半分。普段は手にしないような本そのものへの興味が半分。
 
 
帰り道は、駅前の商店街を通る。
田舎にあるような、主張のないお店が多い。
けなげにがんばってますよ〜ってお店も多い。
なんか楽しい。
環七を挟んでコッチの路地に入ると、また別の街だな。
 
 
 
 
 
図書館で手にしたある本の1節に、
「大声で正論を主張する人は、ただ威張りたいだけ」とあったの。
(本当に相手を諭したい人の声は穏やかである、とも)
 
 
ミュージカルでときどき。
どの歌も、ただ大声を張り上げて歌う傾向のある役者さんっているよなぁ。
本人だけは気持ちよさげで。
 
そうか。あの人やこの人は、自分はスゴイんだぞって、ただ威張りたいだけなのか? ぷっ
 
 
声を張って歌って。客席のわたしに伝わる・繋がる・動かす歌もある。
その差はなんなんだろうなぁ。
気持ちに人への思いやりが宿っている、いない、なのかな?
 
とかね。
 
 
 
そういえば。おとといみたショーでは。
 
セルフパロディが大爆笑で。
や。これを人前で見せていいのかな。お正月のご愛嬌ということでいいのか?
(歌舞伎の俳優祭みたいな感じ)
 
本当は。
 
こういう悪ふざけは身内で遊び倒して。
そんな崩れモンたちが本番(お客の前)では、澄まし返って大真面目に演じることで、
ほんのりと崩れた遊びというか色気というかがにじんできて。
 
人を説得する―― 
その人の品とか香りとかになるんじゃないかなと思うわけで。
 
でも昨今の役者さんたちは、そんな隠した崩れが少ないから。
あのショーのあの部分は意味を持つのかな?と思うわけで。
 
 
(あのね。 祐一郎さんはそれ以上、崩れないでいいからね)
 
(しっかしあのときは、
 笑いすぎて、つけま(部分)が片方流れてた〜 休憩時間のトイレの鏡みて、あせったよ〜
 次回は、つけましないでいくっ)
 
 
 
 
 
さて。
 
メモの束をチェックしようか。
やっぱり。いってみないとわからないことは多かった。
 
 
 
そうそう。
 
図書館の本って、誰が触ったかわからないから基本苦手なのだけれど。
借りた本を期日までに読む、という縛りは大切かも?と思ったんだ。
 
ウチに積んである未読の本たち。
そのうち読む、のままで放置されてるわけでしょう?
期日があったほうが、追い込まれてサクサク読みそうだわ。
 
 
でもね。
図書館で本を借りる前に、自分ん家に積んである本をまず消化しようよね。
となる理不尽。
 
 ( ̄▽ ̄)