あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

ただ 愛があるだけ~♪

(表題はキヨシローのイマジン風に)

 

前の記事へ、FBではさっそくのコメント。
かおちゃんが、あの横断幕には「愛がありますね~」と書いてくれた。かの女の顔の傾け方や笑い方まで見えるような言葉で、スッカリうれしくなる。

 

 

三茶de大道芸 飾り付け班ボランティアの、
前日の夜遅い作業場では、ある人が他の大道芸フェスの方たちに、ボランティアの集め方を訊かれたという話題になり、まあ、そのときはオチャラケた話題の展開で、みんなで口々に勝手を言っては大笑いしてたんだけれど。
あとになってわたしは、チョット考え込んだのね。

三茶のボラも、飾り付け班のディープな参加者はがくっと減ってる。
人数は減ってるけれど、がっつりしたモノを作る人たちが中心として残っているので、結果が(たぶん)進化してるってだけで。

 ボランティアが足りない!というのは、この1-2年、どこででも訊かれる言葉で、
つまり今までは安い学生バイト募集としていた作業すらも、なんでもボランティア(低予算)で済まそうと乱立するから、人材が散らばってしまうせいだと思ってたんだけれど。

 

おそらく、なんだがね。

みんな、飽きちゃうんだろうな、と考えた。
ボランティアすることも。
モノづくりをしてみることも。
1回か2回か参加すると、気がすんでしまうんだよね~ たぶん普通の人は。

 

昨日、その話をあまのにすると、「そしたら飾り付け班のボランティアを10年とか続けている人ってスゴイですよね」となり、(わたしが4年目、あまのが3年目)
そうだよね、飽きるほうが普通で、わたしたちが珍しいんだよね、となった。

だいたいね。先日、地元の方に「大変ですね」という言葉で労われたとき、わたしは返事に困ったのだった。横断幕を大変だと思って描いていなかったもの。楽しいなあ~って作業してたもの。でも、たいていの人たちの意識では、絵を描くこともボランティアをするとこも、大変なことって感覚なのよね、きっと。

 

台風の夜に、劇場地下3階のお稽古場で。あーでもない、こーでもないと無償で手を動かしている人たち。こっちが、宝物な人材なんだわ、と思う。

そうして。そんなみんなの気持ちのペースって何? って考えると、
愛があるんだね! 
という言葉につきあたる。みんな、無償の愛を楽しめる人たちなんだ!

 

こんな夜は、人間ってステキね♪ という気持ちになれてとても幸せ。
ボランティアを。
奇特な人だとか、ボランティアごときが生意気だ!とか、ボランティアのくせに崇高な精神が足りないとか、まだまだ日本では奇妙な解釈が多いんだけど。 ( ※これは他のボランティアで出あう言葉です)

お互いの無償の愛を、あたためあえる人たちも、チャントいる。そんな大勢と出会えてる。
 ゜..* ♡~ (ღˇ◡ˇ) ♡ ゜..。.* ステキね。

 

 

さて。ブログに書いておきたいことはいろいろあるの。


先日観た、ナショナルシアターライブ『ハムレット』についてとか(もう日本人による舞台はみられないかもしれないっ)、
横断幕でモチーフにした大道芸人さんたちが描きやすかったのは、とか。過去、舞台人だとへなちょこな絵しか描けなかったのは何故か、とか。
なので逆に、うぉーっ、肉感的な芝居を身近で観たいよ~!な気分なんだが、肉感的な芝居ってどんなんだ? 誰が魅せてくれんだ?とか、

そっちの愛が足りなくて、泣きそうじゃないかぁ、もぉっ。とか。 

 

 

でも今日はおしまい。おやすみなさい。