あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

12時間

友人に貸した本と一緒に梱包されてきた、アニメ『巌窟王』全24話。
昨日の夜から始めて、みみみ観終わったぞぃっ!
 
単純計算しても(30分×24話) 12時間ですな。わははははっ。
以外は寝て喰うしかしてないわけだ。
ひとり暮らしバンザイ。
 
 
おもしろかった。いろんな意味で。
9年前に、こんなスゴいアニメを作ってた日本。
 
すっごくすごいんだけれど、
シーンごとにわくわくするんだけれど、
映像の質感の統一に無頓着なのがちょっと気になる。
日本人ってその辺は気にしない・ならないのかしら。とか。
(つまり、気になるわたしが変なのかしら、と ノ(-"-) )
 
しかしいまだに目の中で、
いろんなテクスチャー(材質感)と動きが、音楽と一緒に、
オーバーラップし続けているわ。はぁぁっ。
視神経の興奮状態が続いている。
 
そしてたぶん、なんだけれど。
23話は本編を秒単位で編集しても時間が足りず、
オープニングテロップと予告を削って時間をたたき出してるような?
という姿勢にもドギモを抜かれました。
(んん。違うかもしれませんけど)
 
 
 
設定をSFにしているけれど、通信手段だけはお手紙のままな未来。
そっか。ここだけは譲れないわけだ。
 
巌窟王』って壮大なようで、意外と
よく言う「半径5メートルな人間関係なドラマ」だったのだな、と。
これもびっくり。
 
 
 

 
 
映画の『愛と誠』を観たときも思ったけれど、
現実感を否定することで、
それでも打ち消せないリアル(いわゆるクサイテーマ)が浮かんでくる。
これも(パロディに近い?)ひとつの手法なんだね。
 
 
まんがでも、ミュージカルや舞台劇でも、そこを意識したことありませんでした。
という最近の発見。