あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

観てないけど、感想がある。

そういえば、中車さんの初日の某評に「周囲の役者と関係性を求めすぎるのが拙い/歌舞伎とは関係性の芝居ではないのだ」みたいな一文があり、ぎょっとしました。よくよく読むと、歌舞伎役者の存在感としてはまだまだ落ち着きが悪い、という意味のようでしたが。
ああ、たいへんな世界だなぁ。

差別にメゲずにがんばってほしい。

っていうかね。映像のときの中車(香川)さんは、自己完結しすぎてて(計算しすぎててプライドが高い)空回りしてなぁい?と、ほんのり感じていたので、
逆にびっくりしたところもあります。

パフォーマンスの魅力とは、最終的にはリクツやオヤクソクじゃないし、
パフォーマーをそこまで押し上げるのは、――いろいろあるんだが、鍛錬と思考錯誤の末に最終的には開放させることだと思うし。
観る聴く側もそれにのっかって、自分を開放してもらうから気持ちがいいわけで。

そんなこんなを前提に、
じゃ、みんなでどうすれば、うれしいのか?と、発言してほしいなあ。

香川さんに必要なのは、積み上げることよりも意地をほぐすことからじゃないの?って、何かの番組を見てて思ったんだよねえ。
わたしの悪いトコロは、なんでそう思ったの?と説明するのが難しい。

身近な相手だったら、説明するための言葉をいろいろ捜す作業をするわけだけど。
今回は他人様なので、ここまでね。