あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

リトル・ナイト・ミュージック

今日もたぶん、ベッドでうだうだしながら過ぎるでしょう。
ホットカルピス以外をおなかに入れるのは、まだ怖い――

 

で、夕べ聴いてたミュージカルの音源は、
『リトル・ナイト・ミュージック』ブロードウェイ・オリジナルキャスト版。

大好き過ぎて大好き過ぎて、ここしばらく聴いていなかったケド、
やっぱステキ。
今さら日本語でやっちゃダメかしら。
数年前に、ブロードウェイではリバイバルしてたよね。

お貴族の俗っぽさを笑い飛ばしながら、最後に人生にしんみりする、
ソンドハイムの名作です。
日本語と音楽が、ステキに絡み合っていてね。ミュージカルの会話のお手本はここにあると思っています。

祐一郎さん、すっかりフレドリックが出来る年齢になったし♪
山田さん演出で、山田組の役者さんたちで、いかがでしょうね。
アンは和音さんで、へンリックはいくくん――と、脳内変換が始まったらわくわくしてきて。それはもう。 (*゚▽゚*)
一番聴きたいのはアンサンブルにあたる役で、CDの声の厚みを、東宝でおなじみのみなさんなら、楽勝!!でしょう。うぁっ、聴きたいッ。

日本上演の版権、今、どちらが持っているんだろう?

 

わたしが初めて観たのは、30年前の越路吹雪+劇団四季+二期会版。
夢のような舞台って、こういうことか!と、世界にぼぉーっなった。

で、うちにはそのときの音源が、カセットテープであるんだよな。大学の先輩がくれた。(ゲイであることをこっそりカミングアウトされたけど、どうしていいかわかんなかったのも、今ならよくある笑い話でしかないね)
カセットテープ。聴けるかしら。音源をデジタルに移せるかしら。

そのあと、十数年前かな、他のプロダクションがやったのも観たけれど、え、こんなもんか?と思いながら帰ってきた記憶もある。

 

わたしのミュージカルの原点のひとつが、ここにあったと思い出したぁ。