あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

エスニ in タワレコ新宿

エスニのインストアライブに行ってきたよ。

店員さんたちが、すごく丁寧にフォローしていた。
お店や売り場の雰囲気もいいし、アキバのタワレコは大好きだったが、もしかしたらこのお店も優良店かも?

ただ、ここのミニステージの音の響き方は?
よくわからないけど、ひび先生(^m^)に確かめたいトコだな。
天井が低いけど、音が抜けていく感じ? まとまらない感じ?
演奏がノッてしまったら、関係なくなったけれど。

 

てか、びっくりしたのは。
エスニのCDが全国発売されたのが、1月の終わり近くだったでしょ。
その、セールスのための、ミニライブなわけでしょ。
つまりまだ、一ヶ月だよね。
わたしがライブで聴いたのが12月半ばで、あの頃はCDのままの演奏だったよな。
そこからでも、二ヵ月半。

それなのに、

このヒトたちは、音をめちゃくちゃ進化させて、
同じ曲なんだが、全然違う曲にしてしまってるようなんですが――

いいのか――?

ファンはちゃんと、ついていけるのか? この進化スピードに?
と、少し心配になったりもする。
セールスするペース配分ってさ? ま、わたしが心配するトコじゃないか。

 

え? ああ。すっげー、かっこよかったよ。
音も新しくかっこよかったけれど、
それぞれの楽器の音域?のバランス?表情?が変わった気がするけど、
それでもちゃんとエスニのカラーだし、

それより、

マイペースに平然と、その場で電子音を探して、積み上げてくリーダーもかっこいいし、
ベース音で支えながら、神経を飛ばしてリズムを拾い、
そこにがんがん厚みを重ねていく、エレキベースとドラムス・カホンもメチャかっこいい。
もぉ、しびれた。

どこまで計算で、どこからがインプロなのか、わからない。
全部計算? そんなふうには聴こえなかったけれど。
新しい音が、竜巻のように、すごい勢いで生み出されてるのだけは、わかる。

息の合わせ方、ナンテ言い方は陳腐なんだが、そこ。そこが、もぉ、すごすぎる。
すっげー、アート。

 

そして、
30分の持ち時間が終わって、立ち上がった島野さんが、
お風呂あがりみたくピンクに上気してて。少しぼぅとしてて。
その、全力疾走感がまた、ステキだったんだよ。

 

終了後、人待ちで突っ立っていたら、背後を声が横切る。
――さすがにナントカ(事務所名?)のイチオシだと、レベルが違うな。

お若いの。それは逆だぞ。
と、コッソリ思う。
もともと意識レベルが違うコたちだから、事務所も納得したんだと思うぞ。