2011/10/13 14:00- PARCO劇場
観にいくまでにも、語れるエピソードが山ほどあったんだけれど、
全部、吹っ飛んだ。
褒める言葉も失うような素晴らしい舞台!でした。
あの原作をどう「演劇」にするのか?と不思議でしたが、
思っていた以上に、原点でシンプル。
女優さんの潔さ(と、裏打ちできる技術と感性と人生!)が、とても素晴らしいの。
席が前過ぎて、舞台床で何が起こっているのかが全然見えなかったのが、難。
スペシャルハイビションカメラ?が撮影してたから、そのうちTVでやるかな?
演劇的なあの暗さが、どこまで再現できるのか?
だとしても、幕開けのあの冷気や匂いは、現場ならではの感覚。
原作を読んだときは、女の視点でしか読めてなかったから。
この三通の手紙をつきつけられた男の孤独もテーマだったとは、考えもしなかった。
って、くわしく書くとネタバレだから、――黙るよ!