去年、ウチに来た人は覚えている、かどうかはわからないけれど、
古い古い扇風機が
首を振るたびにゴンゴンゴンと音を立ててました。
昨日はちょっとイラっと来て。 (去年はひと夏、そのままだったクセにな)
音はどこから来てるんだ?と見つめた末に、油が切れてんのか――と結論し。
家の中からミシン油を探し出すのに、また、ひと騒動だったんだが、
とにかく外から見えるネジ山とか、この辺?めがけて、油を差した。
が、ラチは開かず。
えーい、ダメになったら(憧れの)新しいのを買おう!と決心して。
ちょっとだけ分解。 もう少し奥まで油を流したり、逆さにして動かしてみたりしてたら、
直りますた――
油と一緒にホコリの塊が、どろりと流れ出てきて。
中・高と女子高だったし、
大学では男子もそれなりにいたけど女子の多いサークルだったし、
職場に女子しかいないときもあったせいか、(津川さんというオーナーのこだわり)
普通の女の子だったらかあいく、
「やーん、わかんなーい、困ったの。 やってー」という場面でも
わたしは、たいがい自分でこなす。
誰かにお願いするときも、
わかんないなりにわかるところまでやってみてからお願いし、
どーすればよかったのかを横でちゃんと見てて、次からは出来るようにする。
(と、津川サンに教えられた)
というわけで、
つくづくつくづく、かあいげのない女だよなーと、苦笑いしながら。
新しい(憧れの)扇風機は、オアズケになりました。
欲しかったのは、アレ。 羽根がない、輪っかだけのコレ。