ベランダのバラが育ちすぎている。
こんなに育つと思ってなかったので、困惑している。
昔のSFでよく、放射能のせいで植物の巨大化!なんて設定があったので、内心ビビって調べたら、被曝で成長が止まっても巨大化はないらしい。 ほっ。
実はある日、赤いバラと白いつつじの、花の部分だけが一斉に枯れた。
水を忘れたからなのだが、ネット上で植物に放射能の影響?と騒がれてた頃だったので、ブログに書くことを自粛。
(無責任に呷る感じがイヤで、なんかブログに書かないことが増えたよな)
さて、去年の12月のベランダ。
今日のベランダ。 彩りが気に入ったので黄水仙とピンクの花が枯れたあと、
同じ色合いでミニバラを植えたのだが――
白バラは4月頃にはすでに、この拡がりだった。
先日、趣味で野菜を育てている友人に、写真を見せて話を聞く。
「(爆笑)大変なことになってるねえ」 うん。 そのうち植え替えるよ。
「嘘かホントかわからないけど、植物には競争心があるっていうんだよねぇ」
はぁ?
「野菜によっては、ひとつの穴に種を4つ撒いて、芽が出たら2本を間引くの。 そうすると遺された2本が競争してよく育つっていうんだ」
はあ。
「白いバラも、すぐ隣に他のバラが来たから縄張り意識を持ったとか?」
うーむ。
確かにこの白バラは影響を受けやすいのか、赤と白の二種類しかなかった頃から、
別の鉢だというのに、ところどころにピンクが混じった花 を咲かせてたんだよね。
(こうして書くと、高橋葉介とか夢野久作の世界みたいだな)
で、バラの植え替えどきって、冬?
「確か2月だよ。 これを機にバラの育成に目覚めたら?」
あんた、同じ調子でわたしにでんでんズを押し付けたわよネ。
「押し付けたって、あげんが飼う!って言ったんじゃない」
まあ、バラは。 もう少しかまってあげることにするわ。
もうひとつ。
写真真ん中のピンクのバラだけどね。 買ってきたときの花が終わったら、次のつぼみをつけなかったんだ。 (こっちは萎縮しちゃったってコトか?)
んん。 ガンバレって言ったほうがいいのかな?
植物は、声をかけると育つっていうものね。
違うな。
がんばんなくていいんだよ、君は君のペースでゆっくりと。 秋までに咲いてくれればいいよ。
そしたらね、つぼみつけて咲き始めたんだよ。
というわけで。 テーブルの上は日々、こんなことになってます。