別に人を区分けするつもりはないけれど、
「偶然は必然」と言われて、
ああ!と応える方と、はい?と首を傾げる方とがいると思う。
なんとなくリンクを辿った先で紹介されていた本を、手に入れて読んでみたら、
今の自分にとても大切なことを教えられ、響いてきた。
これは偶然というより、無意識な選択の流れとも言えるけど。
人生は、たぶんそんな積み重ねで出来ていると、感じるかどうかってことで、
つまり無意味に意味を見出すと、迷いが半減して「楽」なんだ。
(そっか。 人生に迷いのない人にはピンとこないのかもね)
というわけで、昨日読んだ本は
『動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか』 福岡 伸一
科学と通すと、哲学もスッキリすがすがしく。
人生だの精神だの演劇だのと、考えても答えの出ない原野を彷徨ってる中(大げさ)、
全身シャワーを浴びたような心地よさがありました。
角度を変えて眺めれば、別の答えが見えてきて、
でもそれが、今までの考え方を否定するわけでもなく。
あちこちの雑誌に書き散らされた文章をまとめて本にしたとかで、
各章のテーマに統一感がないのが、逆にいいのかもしれません。
福岡先生は科学者だから、「直感に頼ってはイケマセン」みたいな文章が出てくるけれど、
直感っていうのは、途中の思考回路が無意識に沈んでいるだけで、
チャンと説明の後付けはできるんだから、否定されてもなぁ。 と思う。
そして、続けて読んでいる本が
『聖なる予言』 ジェームズ レッドフィールド
スピリチュアル・アドベンチャー。
冒頭で、「偶然は必然」に似たことが語られるので、おっ!と読み進めて、
3章まできたら、
うーっ、アメリカ人は霊的なエネルギーを、物質や儀式に置き換えないと理解できないのかぃ!とむずむずし始めたぁ。
と、
切捨てたのは、今までのわたし。
うん、きっと、世の中には。
置き換えないと想像できない人もいるんだ、そんな人の感性に寄り添うために、
受け入れよう。
と自分に言い聞かせて、
これから4章に、向かいます。
笑笑っ
と、こうして文章に落としてからじゃないと、次に立ち向かえなかった。
という自分も、チェックしておこう。