あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

なつかしの

いつだったか父と、

夕飯何にする? あ、わたしがちっちゃい頃、おかあさんがよく作ってくれたアレを食べてみたいかなと言うと、
父は何のことだ?とキョトンとする。 そんな料理、食べたことないな。
ええっ? あんなによく作ってくれてたのに? わたし、大好きだったよ。

それで判明。
つまり、父がいない日の夕飯のメニューだったらしい?

そうかあ。 そうだったのか、おかあさん。
若かりし日の母が、妙にかわゆく感じるのは、こーいうときだ。
安くて簡単で、でも子どもにはちゃんと栄養をって工夫したんだろうな。

ということをふと思い出し、作ってみた。
いや、
ひき肉とシイタケとタマネギのミジンを炒めて、オムレツの中に入れただけなんだけどね。

今度、父の家に行ったら作ってあげようと、練習も兼ねて。

先日、スパニッシュオムレツをつくるとき、卵を2個使い、
おいしいからそのままひとりで完食してしまって、胃がおかしくなったことを踏まえ。
卵は1個よ、1個!

サラダ油? ない。 オリーブオイルでいいよね。
赤ワイン、絶対に入れたはずないけど、ここは入れたいよな。

おかあさんの玉子焼きって、色が鮮やかだったんだよなあ。
あの黄色は、低温で焼いてたのか?

お。
この味―― この味??? ちと、違う。

肉の色、もっと淡かったよな。 肉、合びきじゃなくてブタだけだったのかな。

そっか当時は、胡椒というとS&Bの粉コショーしかなかったんだっけ。
黒胡椒をごりごり挽いて使ってる時点で、決定的に別ものかぁ。

どうしよう。 再チャレンジか ?

 

 

あと。

 

 

人に食わせるってほど、ウマいもんでもないな。 普通の貧乏料理。