あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

好きということ

窓を開けると金木犀が匂うね。

 

昨日は1日、フヌケてました。 ん、今日の夜のご褒美までフヌケてる予定。
イベントとしては今日は恋人のバースディなんだが、わたしのご褒美!(ということでお願いします)

夕べや今朝はTVドラマや買ってそのままだったキムさんのDVDや、エリザのブログをようやく観る。
キムさんのDVDには、るな が思いがけずしっかり映っていた。 
るなとは週末に『ファンタスティックス』を観にいく予定。
DVDはキムさんの足跡をまとめた内容。 知ってる過去や知らない過去を眺めながら、キムさんの今後について少し想う。 

 

おとといの夜、打ち上げの流れで終電後も残っているのは、演劇にアツイ人たち。
久しぶりに演劇をアツク語れて、楽しかった! 
トイレで酔っ払った自分を鏡に見ながら、身勝手をさせてもらえている幸せに感謝して、愛しい想いがこみあげて、さらに酔う。

基本、演劇を芸術として語られるとダメなことが多いんだが、29歳の福正サンの主張は受け入れられた。 根本が真っ当だと思った。
まあ、考え方のちょっとした食い違いの原点がわかったとも言える。

で、
「何故やるのか?」というおきまりの質問の答えが、かれも「好きだから」だった。
若い役者さんに向かってふたりで同じ言葉を使いながら、内心、
わたしが50歳にしてようやく出した結論と、29歳の迷いない結論は、果たして同じなのか違うのか、と思う。
「好きに理由はないでしょう」とかれは言い切る。 うんと言いながら、わたしは少し迷う。

どうかな。

どんなにどんなに好きでも、好きであることに迷ったり、しないかな。
疑ったり、泣かされたり、腹を立てたり、自信をなくしたり。
だから理由が欲しくなる。
恋人や演劇を好きでい続けるために、幾度か究極の選択をしたきたよな。

うん。 わたしの場合は、「それでも好きだから」だな。

もっとも今の福正サンにとって、「迷わない」はキーポイントである気がする。 だからかれの「好きに理由はない」も認めるよ。