あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

『ハシムラ東郷』を観た

2009.11.30. 14・00〜 座・高円寺1 / 燐光群

なんというか。

ええ。 どんなテキストでもわたしたちが演劇にしてみせますよ、と、役者さんたちの声(意地?)が聞こえてきそうな舞台だった。
素材がおもしろいのに、テキストは未消化……?
でも役者さんたちのプロ意識に、支えられて。 そ こ は 、凄かったです。
そこまで役者さんたちに、支えてもらえるって意味でも……?

まほちゃんが
「わたしはこれで坂手さんのを2本みたけどぉ……」って言うから。
もう1本は?
「放埓の人」
ツヤコさんとふたりできゃーっと悲鳴をあげて。
それで坂手さんを評価しないでっ! 本、貸すからっ! 坂手さんってのはねえ!!
(『放埓の人』はおもしろかったけどね) 

……とさ。

最後には戦争責任に話題を振れば(あれはフィクション?)メッセージになるという作劇法もそろそろアナクロかもしれないと思う。
間違ってはいないが、人を動かすテーマとしては、その奥を探らなければいけないんじゃない?とか。

それ以前に、この「ハシムラ東郷」って素材は、もっと怖いテーマがあぶりだされてきそうな気がするし。

できればリベンジしてほしいなあ。
そのためには、坂手さん。 他の仕事とかつきあいとか、減らせないのかなあ。

 

そのあと、まほちゃんとは遅くまでガールズトーク(!)で盛り上がる。
友人に、そんな年下のお友だちと何をしゃべるの?とかいわれるけれど、
年齢差(27歳)とかなくて、
きゃー、やだ、何ソレー、って。 絶対に。 絶対に。 他では言えないこととか。