あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

会社をやめました♪

夕べ、会社でパニック障害が再発。
手足が冷たくなり、呼吸がおかしくなる。 
周囲は気付かないのか、遠巻きだったのか。

今日の午前中、作業が一段落したので社長に相談に行く。
説明の入り口、5分も立たないうちに
「気に入らないのならやめろ」と怒鳴られました。
ついでに神経症については
「そんな女学生みたいなことをごちゃごちゃ抜かしやがって」と。

そうですか(ため息)。 
「なんだ、その態度は!」
わかりました。
(ストーカーまがいのこと話してないけど、もういいや)

一旦、工房に戻り、工房部長に告げ、
でも再びドアを叩いて
このままだと工房が混乱しますから、一週間くらいは作業してから……。
「とっとと帰れ!」
はーい。

こっちもキレました。

私物を段ボールに投げ込んで
(ショーウィンドウで使っている備品は、ほぼわたしの私物)
コンビニから自宅に発送。
カラープリンター(会社の準備がないのでこれも私物)やデジカメ、加工機周囲の整理棚。
段ボールに入らないし、ま、いいか。

細かい作業を始末し、引継ぎ。
大きな作業は、できなくてごめんね、あとは社長と相談してね、と。

その間、他のスタッフは内心はどうであれ、通常のまま。
ふーん。 
これだけ一緒に過ごしてきたのに、友だち甲斐(?)もない。

 

数年前から、いつでもやめられる下準備はしていた。
からだを壊しかけて、このままでは工房に殺される!と思ったし、
他所にはない技術、サービスの工房を立ち上げ、育てることは楽しかったけれど、本当にやりたいこととは言いがたいし。
あと、父が高齢なので、いつ倒れるかわからないわけだし。

で、最後のを理由に、会社に女子をひとり雇用させ、
わたしにしか出来なかった技術とかは一通り、教えた。
だから後腐れない。

それでも作業的には、工房ガールズにはすごい迷惑をかけることはわかっていたけれど、

まあ、どうにかなるでしょ。
あなたたちに、それくらいの実力はある。

ホントにごめんね。
でも最後くらい、迷惑をかけさせてくれ。

 

平日昼間の三軒茶屋に帰ってきたとき、ふぅと大きな息ができた。
街がきらきらしている……。
なりゆきだったけれど、わたしは人間に戻ってきたのか? 
そんな感じ。

地下鉄の中で、不当解雇と神経症への無理解と罵倒について
弁護士に相談したほうがいいのかな?
診断書がいるかな? とか考えていたけれど。

困った。 一瞬にして、病気治っちゃった、かも……。

部屋に戻り、
ホコリの溜まった床や、食器の重なったシンクや、寝乱れたままのこたつ周辺を眺め、

あーあ。 ホントに、人間にかえらなくちゃなあ、と。

 

お風呂に入って、爆睡。  

 

夕方、携帯に部長からメール。
謝るんなら、社長には話をつけてあるから、と。
ありがとう。
そんな本質を無視した事なかれ主義が、いろんな澱を積み重ねていること。
何度説明しても、わかんなかったね。

 

さて。

有給が20日くらいあるはずだから、
1か月くらいは溜まっている本を読んで暮らすかなぁ。
(会社がそういう手続きをしてくれるかはわからないけど)

あとのことはそれから考えよう。
とりあえず、みなさまにご報告を。