地域のWSでの、続き。
抹茶サンの聞き書き原稿ですが、
ご本人のチェックを経て、今日は他のメンバーふたりに声に出して読んでもらいました。
(ルールとして、取材された当人、書いた人はその原稿を「読まない」ことにしたのね)
うん、メンバーだけで読んでもらったときはね、なんともなかったんだ。
グループ作業の中間発表として、みんなの前で読んでもらってたときのことなんだ。
突然 うわん と、自分の中で感情が膨らんで、泣きそうになった。
淡々と読まれる抹茶サンの人生にシンクロしてしまったのか?
さっきはなんともなかったのに……。
自分の感情の根っこを手探りして、
気付いた。
息をのんで真剣に聞き入ってくれている、他のグループの人たち。 指導スタッフさんたち。
その人たちの感情が、うわん とした塊になって稽古場の空気を支配していた。
わたしはそれに共振していたみたい。
うん。 空気の塊として実感したの。
そしてそれは一気に浄化作用へとつながった。
書いてよかった。
この原稿、人前で読みたいなって。
ねえ? 抹茶サンもそう思ったかな?