あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

脅されました 6(^_^)

あんまりストンとストライクゾーンだったので、感性が瞬間孤立してしまい、前後の会話がちょっとあやふやなのですが。

お酒を飲みながら、坂手大先生に
「キズつくから。 ほんとにキズつくから。 (劇を)書くのも作るのも」って、見つめられながら言われまして。
「ほんとに自分が曝されるよ」

こうして思い返すと、坂手サンがご自分を言ったのか、わたしに投げかけてくださった言葉だったのか、単に酔っ払ってらしただけだったのかも、アヤシクなってくるけどな。

わたしに言ってくださったとしても、
劇作と向きあうわたしに言われたのか、演劇集団をいずれ組みたいことについて言われたのかも、迷うとこだ。

ただ、

わたしは深く深くうなずいた。
いろんなコトに、すべてに、当てはまりすぎて。 
実感としても、予感としても。

もうひとつのストライクゾーンは「『現在』と向き合う覚悟」。
地域のWSで今、わたしはたぶん作家として洗い糺されているの。 (聞き書きの延長線上にはとんでもない世界が待っていたんだヨ!)
坂手さんの言うドキュメンタリーの怖さが垣間見えてるのね。
だから横顔を眺めながら、この方の演劇は綿密な計算をしたうえで戦っているんだなあ、と思い。 (尊敬です)
これから自分が『現在』と歯を食いしばって対面する恐ろしさに、身震いする。

いずれ自分が演劇を通して、深く重くキズつくことも。
観念する。
ここにもうひとり、わたしが深くキズつくことを予期してくれてる人がいる。
きっとそのこともそっと自分を支えてくれると、息を吐く。

あと何を話したかなあ。
隣に座っていたことがエラク心地よかった。 (笑笑っ つまりタラシこまれてたってこと?)
坂手さんと話した翌日(というか、その日)は睡眠不足も重なってか、仮想恋愛状態に陥ります。