2008/1/13 12・00〜 シアターグリーンBASE / 劇団monsoon
ちょーふが客演するというので観にいく。
ってか、何故か今週は戯曲セミナーメイトの公演ラッシュ。 とても全部は行けません。 みんなごめんね。
同じ台本を演出、キャストの違うふたつのバージョンにして、両方見ると謎が解ける仕組みになっているとかってコメディ・ミステリー。 ……という仕掛けというか意欲はおもしろいと思うけれど。 それがパフォーマンスとして及第点かどうかは……。
何しろ、もうひとつのバージョン、ぜひ観なくてはっ!というレベルじゃあ……。
わたしは「小さい嘘」がずさんに破綻していると気になって気になって、「大きな嘘」に引き込まれない。 またぽろぽろと「ん? ん? ん?」ってコトが羅列するし。 甘い、ぬるい、飽きる作品ってのは!とか、篠原久美子サンが言いそうだな。
仕掛けが面白いから、もったいない。 演劇としてもっといっぱい遊べるはずなのにな。
ちょーふは、よかった。 ところどころ、芝居がし辛そうだなあと感じるのは、すでに身内意識なのか。 しかし、ちょーふの泣かせのシーンがなかったら、この舞台はどうなっていたんだろうと思う。 ま、だから客演で呼ばれたんだろう。
フライヤーの束を見ていると、東京ってのはわけのわかんない劇団がぱらぱらぱらぱらと湧いてくるようにいっぱいあるなあと、気分が悪くなってくる。
自分もほんとにこれやるのか?やりたいのか?と思うと、意識が遠のいた。
………………。