あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

___のハギシリ 2

(3/11の続きです)

そのあとのことを、書いておかなくちゃ。
もう一回、売り場責任者の方からメールをいただきました。 
社会に対する絶望やら、
それを指摘する自分は何様なんだ?という自己嫌悪やら、を
あ、よかったのかなと拭い取ってくれる
ちゃんとご自分たちの言葉で書かれた、丁寧なメールでした。

ラッピングのミスや、クレーム対応の態度だけでなく、
他の販売員の態度や、
商品説明の間違いなどなどなどを指摘されたわけですから、
根本的なスタンスに立ち戻って、今後の方針を誓うような内容でした。

そんなこんなの中で、感じたことがふたつ。

「オンナの、ハギシリ」
こちらからの最初のメールの内容を無視した、
ただ形どおりに謝るクレーム対応のメール……を読んだあたりで、
何かに似ている、と感じたのですが。
あのね、
オトコってさ。 こっちが怒ったとき、何に対して怒ってるかを考えないで、
とりあえず謝っておけば気が済むだろう、みたいな態度のとき、ない?
そんで結局、同じことを繰り返すの。
そりゃあ、何故、怒らせたか、反省してないんだもの。 当たり前。
……似てる……。
そうか、日本の社会は、オトコ社会ってのは、こーいうことなのね。
ハギシリってよりか、タメイキ、か。

「劇作家見習いの、……」
今回の一連のわたしのメールを、
台本だと、一種のパフォーマンスだとも、考えられるかな と、思ったとき。
だからたったひとりでも相手を動かせた、ということに
ちょっと、感動。
たぶん、わたしがこれから書こうとしているスタンスは、意味は
こんな感じなのかな? と確認。
思い上がらないように、 と自戒。