トイレという場所は、当然、ちょっと長居をする場所なわけでして。
今日は、曜日の箇所を見ながら、小さい頃母から教わった語呂あわせを思い出していた。
が、
日曜と月曜が、出てこない。 母はとっくに他界している。 あの頃、弟はいただろうか。 父が知っているわけない(決め付け)。 えーと、誰に確かめればいいんだ?
夕べ会ってた同い年の友人たちを思い巡らす。
気がつくと、友人たちの大半は、みんな年下。 はぅあ、そういう年齢になったのか。
トイレから出て、キッチンのコーヒーを片手に、PCに直行。
ぐぐるで「火に水かけて」検索。
おっ。……あれ? この語呂合わせ、人によってびみょーに違うのね。
自分の記憶が復活するまで、いろんな寄り道をしながらいくつかのページをさ迷う。
世の中には、一見、一色の価値観で塗りつぶされてるかにも見える日本にも、
わたしの知らない、価値観の違う、いろんな方たちが大勢いる。 ふーん。
以下が母から習った語呂合わせ 完全版。 母は昭和8年生まれの千葉県出身です。
日本の大将は乃木サンデー
月桂冠は飲マンデー
火に水かけてチューズデー
水田に苗をウエンズデー
木刀 腰にサースデー
金曜のおかずはフライデー
お土産持ってごぶサタデー
乃木希典とか、月桂冠とか、おみやげは土産と書くとか、これで知った。
たぶん、子ども版の「ロビンソン・クルーソー」を読んだあとぐらいだ。 フライデーはすでに知ってた記憶がある。 小学校の低学年くらい、か? ってことは約40年前……。
………………。
年女♪とか ほざいていたくせに、
今さら、自分がもうすぐ、半世紀分の年齢に達するのだという実感に襲われる。
すごい。 うわああ。
よくもまあ、頑張ってきたなと褒めればいいのか。
あらあら、こんなモノなの?と反省すればいいのか。
ひとつだけ結論。 もうイヤなことはしない。 ガマンしない。 それが許される年齢になったんじゃないだろうか。
(そこ! 今までだってサンザン好きに生きてきただろうがと突っ込まないように)