友人が、あげん家の大きなTVで観たいと言って、ブラピの映画鑑賞会。思った以上に、人数集まらず。ブラピ、人気ないのか、わたしの周辺。
「トロイ」「レジェンド・オブ・フォール」「オーシャンズ12」の3本、食べながら飲みながら、くっちゃべりながら、観る。いろんな情報や視点が飛び交い、これが思いのほか面白い。
いろんな年齢のいろんな役をこなすブラッド・ピットという役者さん(と、その他)を語ることは、男を語ることだったり演技や映画そのものを語ることだったり、関連するその他の情報、周囲とのかかわり方、人生を語ることだったりもする。
「トロイ」は突っ込みどころ満載の、完全なアイドル映画です。(それにどれだけの制作費をかけているんだ、ハリウッド) ブラピ、演技するところもなくて、ややかわいそうかも。40オトコの絞った筋肉とか少年っぽい一瞬の表情とかに、きゃー。オトコって、脱ぐときより着るときの方がエッチだよねーっとか。
仕事、選べよ、とか。じゃあ、次に企画を立てるとしたら、何をやらせたい?とか。
「レジェンド・オブ・フォール」 3本の中で、お気に入りです。映画として、いい出来だと思う。ブラピ、このときの方が演技派じゃないの? 脚本のせい? この設定さぁ……(以下あまりにネタバレになるので、省略)
次の企画、ウェスタンものだったかも……? うん、馬に乗るとか、ナチュラル系の小汚い格好が、一番似合うかもね、かれ。
「オーシャンズ12」 わたしは……、ジョージ・クルーニーが好きなので。となると、これも1種のアイドル映画なのか? ブルース・ウィリスがらみのネタは、あれ「あり」なの?
エラそーなこというと、役者さんは「役/脚本」と出会うことが、大切かもしれない。ブラピを支えているのは、最近の大作よりも、初期の頃の文芸っぽい映画なんじゃない?と、ちょっと思った。
(友人が置いていったので、Vはまだある。このまま宅配して返すか、がんばってあと2本観るか……)