あとりえあげん

世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。 HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

人のやさしさ→エイケン→クリムトシーレ

今週は、袖振り合う人たちがみんな、ふんわりとやさしい。気がする。のは、

わたしの中に甘えたいモードがにじんでいるからだろうか。

や、あたりまえな人の在り方が、心弱ったわたしに染み入るだけなのかもしれない。

 

雨の月曜日。の次の火曜日は、

もうひとりの仲良し理事さんと、八王子校舎の校友会倉庫の整理をした。20年分くらいの資料や、素材や道具や、メディアや、その他わけのわかんないものとかを、ざくざくと仕分けする。(この作業。もう何回か、通わないとダメそうだな)

今後の事業についてとか、一日かけてメッチャしゃべった。

 

水曜日

渋谷で友人へのお祝いを選ぶ。デパートのフロア店員さんがチョット感じ悪くて、お祝いの品だしなぁ、河岸を変えるかなぁとか思いつつ、お、ウエッジウッドのエリアでかあいいペアグラスを発見! (贈った友人にも喜んでもらえたデザイン) 

そっちの店員さんはステキな方で、感じのいい対応の末、お買い上げサービスとかのショートブレッドまでいただく。うふふ。

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最終的に気持ちのいいお買い物ができた次は、献血へ。今度手術する友人への祈念というか。

ねえ普通、血を抜かれているときってほっとかれるじゃない? でもこの日は、担当さんがずっと横に付き添ってくれてて、おしゃべりの花が咲いた。天気の話からはじまって、「もー夕べは掛布団の奪い合いでしたよ」「あら~ 一枚のお布団で寝てるのねぇ」からの、年上なご主人のお話とか。

なので献血があっと言う間に終わる。ちなみに、右手に本チャンの針を刺されたので、事後にいただくアイスクリームは左手スプーンで食べた。案外器用だな、自分。

 

そのあとは桜新町へ。

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友人からもらった招待券で、長谷川町子美術館。『エイケン50周年展』

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懐かしアニメのオープニングフィルムが、音もなく次々と流れてるモニターの前で、懐かしさ・愛しさに叫びたいのを抑え、うろおぼえの歌を頭の中で一緒に歌い、しばらく座り込む。

カムイってこんなに色っぽかったのねぇ、とか。♪がっぼてんがぼってん♪とか、♪そらんそらんそらーん♪とか。

展示物に、昔のアニメの作業手順をひさしぶりに思い出し、気が遠くなる。すごいよなぁ。ゆっくりとゆっくりと楽しみました!

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木曜日は病院のボランティア。

コーディネーターさんに、先日の救急病院で「ほえ~???」と感じた入院病棟内の案件について、訊いてみる。はあ、そういうことだったのか。

 

金曜日は、のびのびになってたエゴンシーレ、じゃなくて『ウィーンモダン展』へ。会場はそんなに混んでなかった。

ひとりで行ったんだけれど、行きつ戻りつして鑑賞しながら、他のひとりで来てる人たち何人かと、なんとなーく前後しながら一緒に観ている感覚が残る。不思議。

それでもわたしは、会場を大きく戻ったりするから、結局ひとりになるんだが。

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この原画とは、一緒にお写真撮れるゴージャス!

 

クリムトとエゴンシーレのデッサンを、同時に見られたのがうれしかった。先日行ったクリムト展のあと復習して、ふたりが出会ったという年はわかっている。

クリムトの書き散らしたクロッキーをみて、エゴンシーレは触発され、自分の画風をたてたっぽい気がするし。(クリムトはそのクロッキーを作品にはつなげていっていない)

でも晩年のクリムトは、シーレに影響されてる気がする。クロッキーの線の質が変わってきてる。

弟子の画風に引きずられるって、男子にとってどんな心持ちなんだか。

 

で。妄想の域をでませんが、

純粋なリスペクトからの毒のある言い合いとか、が聞こえてきそうで。

シーレのきっと傍若無人ぶりとか、画家同士のさりっとした人間関係の鋭さとかが、なかなかスリリングに、わたしの脳内をよぎります。

この辺の映画があるようなので、今度借りて見てみよう。『黄金のアデーレ』も、もう一回みたくなってきたし。

 

あとね、

クリムトがいつも着ていたスモックに関する妄想もあるの。

周囲のいろんなパーツとつなげて考えてみると、え、なるほど?と思ったり。で、この人は底抜けのお人よしなのか、自意識過剰で芸術家気取りのめんどくさいヤツなのか、そこはまだ、迷うんだわ~

 

 

はい。わたしを元気づけるのは、知的?興味なんだわ。

そして。

この合間をぬって読んだ本は『折れた竜骨 上・下』です。面白かったよ!

 

折れた竜骨 上 (創元推理文庫)

折れた竜骨 上 (創元推理文庫)

 
折れた竜骨 下 (創元推理文庫)

折れた竜骨 下 (創元推理文庫)