あとりえあげん

世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。 HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

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『笑う男』 その2

 はあ。いい舞台でした。。。

 

 

今週はあと2作品ほど舞台を観てて。わたしは「えーと?」と感じることが多かったのに、他の方たち(周囲のお客さまとかネットとか友人とか)はそれぞれ大絶賛で。え? ほんとに、こんなん(失礼!)で満足なの?

 

それが、モノスゴク、ショックで!

自分は舞台についてあれこれ語ってはいけないのではないの?みたいに落ち込みました。(直後、餃子をかじりながら友人に吐露して気づいたことについては、別途書きますね)

 

なので〆に、この『笑う男』の舞台(観るの3回目w)を魅せてもらえて、よかった! ほんとうによかった! と思います。いい舞台って、こういう方向の出来のことを指すよね、と胸をなでおろせました。ありがとうございます。

 

 

大昔、浅利慶太さんは、「役者ってのは目を放すとすぐに手を抜くから油断できない(そのためには、どう手をまわすか)」とおっしゃっていたけれど。

ねえ、先生。時代は変わりましたよ。役者たちの中には一歩一歩、自問自答を繰り返しながら絶壁をよじ登り、にこやかに手を取り合いながら、客席を見渡しながら、さらりと結果だけを提示し、それを喜びとする種族が出てきましたよ。演劇が、再び心を熱くしてくれます。

 

 

あ。その前に観た作品たちも、一生懸命に作られた作品です。そのための拍手は惜しまないです。わたしが観て、心震える種類ではなかったということなのでしょう。(一緒に餃子を食べた友人は、観る側の段階?とか分析してくれました)

 

 

『笑う男』は日生劇場で3回、拝見しました。

1回目(公演初盤)は、2幕目がわけわからないな~という印象で、

2回目(中日付近)は、2幕目すごいよくなった! 問題はそこに至るまでの1幕目か。となり、

3回目(公演終盤)にして、超ブラボー。ずしっときたぁ!

 

そんな変遷・成長する作り手意識にも感動するし、演劇の持つ恐ろしさ・正直に震えるし、遙かで豊かな気持ちになるし、

うふ。まあ、これが山の手っ子(江戸っ子とは少し地盤がズレる)の観劇の流儀と申しますのかしら。ごめんなさいね。

 

としておこうかな。

 

 

デアはダブルキャストとも拝見出来ました。少し居住まいが違い(その方らしい個性を発揮できてたという意味です)、どちらもステキに可憐で、懐が深い。夢咲さんのが安定メーター、衛藤さんのが儚げメーターに寄り気味かな。

ちびグウィンはふたりしか拝見できなかったけど、ボーイソプラノの透明感が持つ破壊力。恐るべし。と思いました。(おとなはここから、何かを盗みたい学びたいわね)

 

 

ストーリーの解釈についても、書きたいかな。外出するので、またね。

 

 

つけたし。

売店で買ったビニールポーチ! あの匂いをどうやってとるか格闘してます。

今のところ、重曹液で洗って干したらほとんど消えたヨというご報告!