あとりえあげん

世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。 HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

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上野で遊ぶ

8月最後の水曜日。

 

気がつくと上野の「縄文展」が終わりそうで。行かなきゃ!と思っていたらお仕事をいただいて、数日、家に引きこもることとなり、午前中に納品!終わったぁ!の昼、シャワーだけ浴びて、上野に向かいました。もう勢い!

 

 

チケット売り場の長蛇の列(公道にまではみ出て、科博のあたりまで延々と)に心が折れそうになりましたが、並んでみたら20分くらいでした。平成館の前の列が10分くらいかな。この、すごい人気。なんでだろう。

列に並ぶ老若男女。この人たち、ミュージカルとか劇場には、来てくれなさそうかなぁ。とか考えながら、んとに、なんで縄文展には来ようと思ったのかインタビューしたかったです。

やっぱ、国宝6点が一堂に!が効くのか。

 

耳に入ってくる展示を観ながらのおしゃべりのアレコレも、縄文とか土偶とかについて全然しらない方も多いみたいで、でもおもしろがってはいて。や、さすがにそれは!という感想とかも、でもまあ、楽しんでるみたいだからいいのかな。

 

 

『縄文 1万年の美の鼓動』 @東京国立博物館

jomon-kodo.jp

 

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初めのあたりの展示品は、北杜市や井戸尻のミュージアムでごろんごろんと展示してあるような土器や矢じりやピアスが、少数ていねいにお金のかかった展示で、みなさんもありがたそうに眺めているのに。ちょっとね、内心ありゃ~と感じたり、する。みんなさぁ、これを機に、八ヶ岳周辺にまで足を延ばせばいいのに。

お、なじみのあるデザインだなと思うと、山梨か長野の出土でした。

 

土器で極められた文様テクニックいろいろが、土偶に活かされてるのかな?と感じたのが、自分としては新しい発見。(個人の見解です)

火焔型土器を見ていると、日本人の本質はマニアックな追及にあるよなぁと思う。

新しい弥生系の民族に南北と追いやられて、縄文文化は衰退していくみたい(たぶん)だけど、そっか、コスパに代わる大切なものがあると思うよとか説明するときは、今度から、弥生と縄文の土器を引き合いに出せばいいんだな、とか考える。

コスパの追求って、つまり弥生土器のデザインってことじゃない? (個人の見解です)

 

 

出口付近には、撮影OKのエリアがありました。おお、世の流れに妥協したか。

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ショップを一通り眺めてから、がちゃがちゃで缶バッチを2個ゲット。

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右のバッチ、「ポーズ土偶」と説明書にあるけど間違いじゃない?と調べたら、総称だったわ。

土偶 | 新美術情報2017

↑↑ このページの下のほうにある、ベル型の三本指のコですね。

 

 

 

ついでに。本館でやっていた、びじゅチューンの展示室ものぞきに行く。

www.tnm.jp

 

↓↓ マイクに誰かひとりが大声で叫ぶと、大波がざばーん!と砕け散ります。

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その他も含めて、連れがいないと遊びづらかったので、眺めるだけでスルー。

 

 

よし。西洋美術館もいける時間があるなと歩いていたら、声が聞こえてきて。森の小道から広場に遠回りする。

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芸人たいちくんが大道芸してました。

昔のかれは、なんとはなしの危うさがかわいかったのだが、瞬時にこれだけの人を立ち止まらせる安定感のある芸になってました。

 

そうね。

たぶんパフォーマンスというのは、見物が参加してはじめて完成するものでは?と、最近のわたしは考えていて。大勢の他人が潜り込める「隙間」が必要なのかなって。自分ひとりで完成してちゃ、だめなのかもね、とか。

で、たいちくんはちゃんと、そんな芸をしてました。

 

 

で。

ミケランジェロと理想の身体』 @国立西洋美術館

www.michelangelo2018.jp

 

話題のダビデ=アポロが、わたしには作家ミケランジェロが方向性にめっちゃ悩んでて、別案件をいいことに途中で投げ出したように、感じられました。。。

これ、

わたしの精神状態の問題かしら?

 

リンク先を見ると、マッチョな方と写真を並べてるけど、この像うしろからみると、女性にしか見えないのよ。ダビデという少年風?とも考えてみたけど、少し違う気がする。背中からお尻の形とか白人女性の後ろ姿だよなぁ。

そして。

たぶん、からだをひねっているポーズのせいでね。見ている方たちが深刻な顔のまま、一斉に反時計方向にぐるぐる回りながら歩くのが、楽しかったです。

 

 

出口前の撮影コーナーはラオコーンの模写。あーオリジナルじゃないと、カメラにさらされちゃうのかぁと、ちょっと気の毒な気持ちになりました。

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↓↓ あと、個人的にうきゃーっとなったのが、この絵! 小学生のとき読んだ星座とギリシャ神話の本に載ってた絵(ケンタウロス=いて座)と、再会!というか、原画とご対面! (写真は買ったクリアフォルダーです)

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小学生のわたしは男女の愛しか気づいていなかっので、少年を女性的に描くことで恋愛設定風に描きたかったのかしら、とか思ってたw 異人種間の愛ってロマンティックだな、とか。

あ。今気づいた。ミケランジェロダビデ=アポロで目指してたのはこの路線だったのかしら?  

 

 

常設展の松方コレクションも久しぶりに見ました。

購入の日付が入っていて、おや、ミュージアムとして新しく買い付けもしてるのね。と、初めて知る。

 

モネ、ステキ。

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都美館では藤田の展覧会、やってるのよねえ。この時点で5時半(閉館の追い出し)だったから、さすがにあきらめてたけど、この絵 ↓↓ を観れたので、よしとする。

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 で、好き嫌いは別として、ピカソはすごい! 圧倒的!

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ひとみんの影響で? 建物の写真を撮る癖がついたわ。

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前庭のロダンをぐるりと見て。んんん? カレーの街の人々って、こんなに古風な演劇的なポーズをとってたの? (少し興ざめ)

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