あとりえあげん

世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。 HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

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『ノートルダム』 2回目!

もう一回マッシュのフロローを観たくなりました。勤勉で人のいい、解釈というよりマッシュの人格が反映されたフロロー。

来日組の演出家さんは、たぶん、役者の自我を少し織り込んでみせることで「今」と「ユゴーの時代」の価値観を、糸でつなごうとした演出を狙ったと、わたしは思ってます。

 

で、もひとつ! 仲良しのひとみんに一度ミュージカルを魅せたい!と言ってて、お、これはいい機会かな、と。そしたらひとみんの幼馴染のみさおちゃんも一緒に行きたいということで。(みさおちゃんとも、2回しか会ってないけど、仲良し)

 

一方。

一緒にいく旧友たちが、どうせだったら中華街でランチしよ!と。いいね~ 娘ふたりもついてくるという。

 

というわけで。11時待ち合わせ!

 

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老舗?の中華屋さん。「同發」 おいしかったよ~

 

そしてKAATへ! 

  

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第一幕。

以前よりはよくなったけれど、あちこちの演出や演技の詰めがあいかわらず甘くて、いい作品なのに惜しいな~ は相変わらず。

 

などとおしゃべりしてたら、離れた席の娘ふたりが劇場ロビーからはずれた場所にいたにもかかわらず、わたしたちを見つけた。

なんのことはない。ひとみんとわたしは、覗きたい場所が似てるってことかも。

 

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劇場に、こういった吹き抜けは必要かどうかという話にw

それだったらもう少し、大劇場のロビーを明るく広くしてくれてもよくない?とか。

 

第二幕。

お~ みちがえるほど充分満足な仕上がりだ!(←あははは。なにさまなご意見なんだかw) 率先して立ち上がり、拍手しました。

いい舞台をありがとう。

わたしが一番好きなシーン、幕切れが。以前は役者のからだが意味を理解してなくて腹がたったが、今度は逆に少し慣れはじめて意味を見失い、つまりやっぱり、ぼんやりにしか機能してなくて、残念。

 

マイムやコンテンポラリーダンスや、舞踏でもいいんだけれど、を、役者はもう少し勉強しようよ~ つまりは存在を、観客にゆるぎなく示し、巻き込むってことなんだけれど。

 

でもね。

なによりも、キャストのひとりひとりが、ひとつの方向をむいて、いい舞台をつくろう!という熱意と誇りと信頼にあふれてて。(というあたりまえが、近年の劇団四季の舞台には欠けてた) それがうれしい。

 

演出監修立場のベテランの役者さんが5人いて、という話を友人から聞く。『ノートルダム』はアジくんの監修らしいです。

なるほど、わたしが演出家がいない芝居だな~と感じるのは、演出という方法論ではなく、演技の経験値で感覚的に煮詰めたお芝居だからってことなのか。と思う。

 

まあ。文句は多少あるけれど、プロダクションの空気感は好き。アジくん監修なら、ほかのも観たいかな、とか。

 

 

エスメラルダ役さんが、情感があって好きでした。クロパン役さんもよかったな。

あとアンサンブルの年長の男の方と女の方。(おなまえ、わからん。ごめんなさい)このおふたりが、いい感じに全体をまとめてらした。

 

クワイアは前回が絶望的にひどかったから、今回は2幕頭の美しさを楽しく聴けました。(みほさんが、劇場の音響の差もあるのでは?というのだが、どうなんでしょうね)

 

 

 

いろいろあったけど、四季、大丈夫なんじゃないか?と思えました。大所帯だから簡単には言えないだろうけれど、マッシュがいて、アジくんがいて、若いコたちをちゃんとまとめて階段を上っている!って感じられました。

 

(それでもやっぱ、演出ができる演出家は、いたほうがいいと思うのよ。必要なのは、つまらない、ちょっとした修正の、積み重ねなんだから)