東宝で戯曲講座を受けていた頃、『ピンクシャンパン』というサロン劇というかキッチン劇を書いた。そういうときの引力の法則?で雑誌の特集記事でちゃんとしたピンクシャンパンがオススメされていて、それが行動範囲にあるお店だったので、買った。一万弱だったかな。
いつか――劇作家になれたときにあけようかな、とね。
そして。忘れた。スッカリ。
半年くらい前にゆきこちゃんがうちに来てご飯を食べてた時、ふいにそのことを思い出した。戸棚の奥から取り出して、どうしよう。開ける機会を損ねたなと言ったら、来年の春にひとみんが院を卒業して就職するじゃん。という話になった。
それ以外にある? ないね。じゃ、そんときだねぇ。
というわけで、もう半年、寝かされることになった。
いよいよ3月。ひとみんの空いてる日でいいよと、予定を決めて。
すると、ひとみんが院の卒論のプレゼンをすると言い、
ほかにもそういうのやりたい人いる?と訊いたら、ちひろくんが韓国に社会見学に行った報告をすると言い。
じゃあテレビにPCをつないでスライド使えばいいかな、とか。
来れる人!と出欠をとったら、いつもよりはチト少なめで13人。
お楽しみなご飯会&勉強会と決まった。
だが! その日の5日前にわたしは突然仕事が決まり、急にめちゃくちゃ忙しくなった。ほんとに、胸に手を当てて、ご飯作ってみんなと遊んでる時間あるのか自分? だったのだけれど。
今さらほかの日にしたところで、状況が変わるとも思えず、逆に面倒になりそうだったので、強行しました。
ごはん、あんまり作れないと言ったら、いいよ~とみんながいつもより多めに持ちよってくれた。ダメそうなときは声をあげればいいんだよね。誰かが助けてくれる。
おでんと冷やしナスと春雨サラダとシラスごはんと、
トルタ・カプレーゼを作りました。
みんなの持ちよりから、写真撮ったいくつか。
↑ お雛様なポテトサラダ
おでん、よく食べた! 松陰神社のおがわ屋さんのタネです。
勉強会はこんな感じ。
突然決まった仕事は、夢のように幸せな内容なので、
シャンパンをあけるときは、ひとみんとわたしをお祝いして!と乾杯しました☆
みんなに褒めてもらい、なんかうれしかったよ~
ピンクシャンパン、そもそもの役割を果たしてくれたな~