あとりえあげん

劇作家・ミュージカル関連のコミックエッセイスト・多摩美校友会理事 活動ベースは三軒茶屋ですが八ヶ岳の別荘で在宅介護はじめました☆

[ブログ版] 世田谷区三軒茶屋で隠居してます。ときどき劇作家。HPはコチラ http://agen.web.fc2.com/

ヘブンアーティスト@福島2017 実感とか

ツアー解散のあと、プロデューサーから「今回は大変だったでしょう」とねぎらわれ、たいへんだったよぉ~ と、チョット泣き言を漏らしていた。

「そうかそうか」とハグされて。

ここには書けないことを、橋本Pとお手伝いのようちゃんに聞いてもらって、笑い話にした。あははは。

 

 

f:id:atelier-agen:20170822145330j:plain

楽しい仲間たち☆ 

人知れずなこと?がいろいろあったが、無事に終えられてよかったです。 

 

今年もヘブンアーティストの被災地支援@福島 のお手伝いボランティアをさせていただきました。

被災地支援事業|東京都生活文化局

お手伝いの話がふられたのも直前の突然で。いろいろばたばたもしましたが(関係者各位と言っても身内ですが、ありがとうね~!)、行かせていただくことが流れだと、途中からハラを括った。

 

 

震災から今まで。

東京都から大道芸を被災地にお届けする形をとっていましたが、

今年は福島の避難指示解除後の各地の「夏祭り」に参加する形になり、イレギュラーなことが続出。

そのせいか、

ばたばたと歩き回る(年齢的にもう走れないもんwww)ことが先に立ち、あまり記憶が残らなかった?という旅でもありました。

 

 

各町村、帰宅者はまだまだ100人200人レベルです。

でもね。お盆には、みんなが「帰省」する。祭りを通してふるさとを味わう。

そんなイベントに少しでもと、にぎわいを添えるのが今回のお役目でした。

 

 

蝶々をね。いっぱい見たよ。人懐っこくまとわりつく、お盆にたくさんの、蝶々。

橋本Pはそれだけで「そうかぁ」とわかってくれました。

f:id:atelier-agen:20170822150656j:plain

「大勢がなくなったからなあ。みんな、帰ってきてるんだなあ」 うん。

 

お天気は全日、かんばしくなかった。けど、ショーの間だけ、雨は止む。必ず。

マリンバルーンのなっちゃん曰く「橋本組のすごさだねえ」

そして橋本さん曰く「許されている。呼ばれている」

 

うん。

こういう言い方が許されるのかわからないけれど、今は亡き大勢の祈りと、芸能の神さまをチョットだけ感じた。この旅。

 

 

 

さて。

一番の難問は、、、、、、お土産が買えなかったことか! 

道の駅にも行ったけど、次の会場にバスでダッシュ!だったから買う暇なく。結局。最終会場のイオンのスーパーで、それらしいのを買った。あれ? 

 

次の難問は、待ち時間が多かったこと!

過去のツアーではありえなかった、イベント会場での楽屋待機。
ちょろっと準備中の会場を回ってみるけど、時間を持て余す。持て余す。と同時に、だから要求される雑事も派生してくるんだけど。

  

いつになく、現場からインスタ/ツイッター/FB(インスタ以下は連動)に投稿した。でもそんなんだから、こういう写真ばかりで。

初めてのベーコン串とか。

f:id:atelier-agen:20170822144816j:plain

芸人のユェさんに買ってもらった!とか。

f:id:atelier-agen:20170822145147j:plain

やーん。まるで遊んでばかりみたいじゃん! 変だなあ。。。

 

 

宿でインインとツーショ。なんだ、このJKぽい撮られ方。(しかもスッピン)

f:id:atelier-agen:20170822145928j:plain

 

ちなみに、宿の四人部屋の三人がTOKYO雑技京劇団で、北京語?でした。や、何話してるのかわかんないって。でもなぜか、ガールズトークで盛り上がる。 

でね。「あげんさん」より「のりこ、のりこさん」のほうが発音しやすいんだって。「のりこ~」と呼ばれるたびに、チャイニーズの友人(10か月一緒に暮らした)を懐かしく思い出したよ。(依依は上海語だけどね)

 

 

 

去年、福島に来たことはスゴク衝撃だった。この一年間(発表予定のない劇作を書きかけては崩し、を通して)そればかり考えていたとも言える。

百年かけてイバラを乗り越えるのだな。そんな印象だった。

(↓↓ これね)

atelier-agen.hatenablog.com

 

今年感じたキーワードは「祭り」と「ビルド(建立する、組み上げる、構成する、あたりの感覚?)」でした。

 

特別じゃない。よくある、日常の延長を感じたんだよ。日々は未来につながっていく。

 

 

思うんだけれど、今年お話した現地の方たちはほぼ、イベントの関係者やお祭りに来た人たちで。「被災者」さんではなかったから。

感じるべき何かが、滑り落ちてしまったのかもしれないのかな。

 

 

 

 

(つづきます。次はショーについて)

(いろんな事件については、その都度ね)