ズット気になっていた『ソール・ライター展』が今週末までと気づき、慌てていってきたよ。
自分がふだん見ているあやふやな景色が、そのままカッコイイ写真になっていると言えばいいのか。日常の、
ガラスの映り込みがおもしろいことになっているなぁ、とか。
まばたきした一瞬、あ、今、おもしろい風景だった、とか。
あの感じが、めちゃ計算されて、写真に仕上がっている不思議。
帰ってきて、絵葉書を二枚、トイレの壁に貼ったわけだが。
特に赤い傘は、偶然の一瞬ではなく、モデルが雪の中を往復してるのなと気づく。写真に声は写らないものな。
にしても。
ぼかしとかブレとか映り込みとか逆光とか「敢えて写さない」とか。
ふぅ。
そっか。表現をするって、そういうことなのか。と思う。
全部をクッキリていねいに説明すること、じゃないんだな。゛
説明不足やあいまいさが、逆に輪郭を立ち上げるのね。
帰り道。道玄坂からのヒカリエが、ちょっとNYっぼく見えたwww
気のせい?