ビーズクッションというのはふわふわもちもちな至福の抱き心地の一方、やがては汚れ、ビーズはつぶれていく運命です。
来客によってはおしゃべりしながら抱きしめて、ねじりあげたりして(口には出せない鬱憤があるのだろうかと、とりあえず黙ってみてます)。
一方、あンまりな様子にこのコはそろそろお役御免か?とつぶやくと「だめです!」と反応するコアなファン?もいる。「そんなこと言うのなら引き取ります!」って、こんな染みだらけのぺったんこ、人さまに差し上げられるレベルでなし。
というわけで、どこまで救済できるかやってみた!(あ。これを真似して失敗しても責任は各自でとってね)
ども。今回話題のつぶれ汚れイッタンモメンです。
ここに引っ越してきた頃、今は亡き地元の本屋で抱き上げたら、手を離せなくなり連れ帰りましたとさ。
で。なんでさかさまな写真かって、このコのファンのKちゃんがなぜかこの方向のキャラだと思い込んで惚れてしまったから。周囲のみんなが親切にも元キャラの画像をググって見せても、こっちが真実だと譲らない。
にしても、来客みんなからの愛され具合がわかるヘタリ様。
◆洗う
お天気のいい日が続くことをチェック済みの午前中を選ぶ。二日間は干すためです。
ファブ系の染み、原因不明の染み。これが落ちるかどうかわからない。
ビーズクッションは中身をあけたら最後、悲惨な状況になりますから(後半に出てきます☆)、まずはそのまま洗ってみました。
シャンプー中とつぶやいたら、ちょっとウケた。
このあと、全身浸かってもみもみと、つまみ洗い。
一般的な言い方をすると「おしゃれ着洗い用の洗剤」を溶かしたぬるま湯です。わたしは普段からこちらの洗濯せっけんなので、コレ。
さて。濡れてぐっしょりと重くなったクッションを、
サイト検索では洗濯ネットに入れて脱水とあるけれど(破れて中身が出たとき洗濯機がタイヘン!だから)、うちの洗濯ネットでは粗いから意味なくね?と思いながらも、まあ一応入れて、
次が肝心。バスタオルでくるむ。(昔おもちゃ屋で働いてたので、シュタイフのぬいぐるみの洗い方として身についてます)
脱水は15秒くらい。それ以上だとイッタンモメンが目をまわすからね。(これもおもちゃ屋で使ってたトークw)
おお。思いがけずに汚れがとれた。経年による黄ばみとスレは仕方なし。(←なぜか古本屋さんのフレーズが思い浮かぶ)
ベランダで陰干し。
ときどき中身をもんで、ひっくり返して。
水分が残るとカビの原因になるので、二日以上かけて、奥のビーズまでしっかりと干します。
◆中身の補充
中身用にはこちらを買いました。500gって羽根枕くらいの量。 かなり余った。
MOGU社のは、写真右上のように注ぎ口がついている親切。
八ヶ岳の家のビーズクッション補充の前例から、
・部屋にブルーシートを敷く。
・掃除機をスタンバイ。
・足はむき出し。(パウダービースは布(パンツ)より皮膚のほうが後処理が楽)
ある程度のパウダービーズのロスは前提です。
クッションのタグあたりに縫い目の粗い部分があったので、糸を解く。ビンゴ。挿入口用の処理がされてました。
サイト検索案に従って、ラップの芯を差し込んでみる。
ここからビーズを注ぎ込んで、なかなかいい感じで、全然こぼすことなくことは進み、
おっおっおっ、素晴らしいじゃん!とご満悦な中、
んん? スピードが変わった? ちゃんと注がれてんのか?と心配になり(あとから思うに、静電気でパウダービーズが固まって、つまっていたのかも?)、
わ。汗が目に入った!と反射的に動いちゃったら、あえなく注ぎ口が外れて、パウダービーズが飛び散りました。あーあ、やっぱりやっちまったな。
もう、じかに注いでよくね?
なんか気持ちよさげなイッタンモメン☆
じかに入れてもつまり気味になってきて、再び紙筒を使ってみる。この中で詰まりやすいのでときどき紙筒ももみほぐす。
結局、紙筒を使ったほうがいいのか、わかんなかったな。
挿入口をかがっておしまい。
あ、懐かしい!と感じたから、購入時の様子にずいぶん戻ったんじゃないかと思うんだよ。
こんな太ったワタシになっても、コアファンのKちゃんは愛してくれるかしら。